死者の魂を世話するマネジメントゲーム『Spiritfarer』Nintendo Switch/PS4/Xbox One版が9月29日に国内配信へ。Steam版の日本語対応も同日実施

 

任天堂は8月26日、「Nintendo Direct mini ソフトメーカーラインナップ 2020.8」を放送し、『Spiritfarer』のNintendo Switch版が9月29日に国内配信されることを明らかにした。そこで弊誌が開発元Thunder Lotus Gamesに確認したところ、PlayStation 4/Xbox One版についても同日に国内配信するとのこと。さらに、Steam版への日本語サポートの追加も、同じく9月29日におこなう予定とのことだ。


『Spiritfarer』は、死にゆくものをテーマにしたマネジメントゲーム。主人公のステラは、魂を死後の世界へ送り届ける「Spiritfarer(スピリットファラー)」としての役目を担い、大きな船で海を旅しながら島々を訪れ、迷える魂たちを船に迎えていく。

船の上には、動物の姿となって実体化した魂たちが寝泊まりする部屋や、彼らに提供する料理を作るキッチン、食材となる野菜などを育てることができる農園などの施設を増築していくことができる。そのためには木材や鉱物などの資源が必要であり、上陸した島を探索したり、海を漂流しているものを泳いで集めていく。また、船大工のいる島を訪れると船を拡張するなどのアップグレードも可能で、自由な形に船をカスタマイズしていくことが可能だ。


魂たちとの会話の中では、次に向かうべき島や建てるべき施設など、ゲームプレイの目標を示してくれる。また、彼らには気分や空腹度などのステータスがあるため、そうした状況を時折確認しながら必要に応じた対処が求められる。コマンドにはハグも用意されており、ぎゅっと抱きしめると心を落ち着かせられる時もあるだろうし、今はそういう気分じゃないと断れることもあるかもしれない。魂は皆この世への心残りを何かしら抱えており、それをステラに打ち明けてくれることも。そして、彼らの世話をしながらやがてあの世に旅立つ準備が整えば、あの世へと送り出すこととなる。

『Spiritfarer』のNintendo Switch/PS4/Xbox One版は、9月29日に国内配信予定。Steam版の日本語対応も同日に実施される。