Steamで高評価のドット絵RPG『Heartbound』日本語に対応。『MOTHER』シリーズの影響を受ける、少年と犬の絆描くRPG

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アメリカを拠点とするインディーゲームスタジオPirate Softwareは7月28日、『Heartbound』Steam版を日本語に対応させた。ストアページの説明は英語のままだが、起動直後に日本語を選択すると、本作が日本語でプレイできる。

『Heartbound』は、愛犬を追いかけ、奇妙な世界を冒険するRPGである。主人公のLoreは、空き缶の散乱する家に住む少年。保護者とは上手くいっていないが、愛犬のBaronと共に日々を過ごしてきた。しかし、ある嵐の夜にLoreが目を覚ますと、Baronが部屋に居ない。いつも以上に荒れ果てた家の中には大きな爪痕も残されており、Baronを探して外へ出てみると、そこには怪物が待ち構えていた。危ないところを謎の男Binderに救われたLoreは、彼の助言に従い二つの世界の間を歩み、少年と犬の奇妙な物語が描かれる。


Loreは、QTEのようにボタンを押したりなど、ミニゲーム形式で怪物と戦いを繰り広げる。たとえば中央にビーム、左右にツメで攻撃してくるパターンでは、攻撃の前に2箇所が光るので、光らなかった場所へ移動して回避する。怪物の攻撃に対応して行動し、上手く避けたり、弾き返したりするとダメージがを与えられる仕組みだ。経験値やレベル、ランダムな戦闘は搭載されておらず、遭遇するすべての敵とはミニゲームを通して戦い、戦闘後には相手の視点から記憶が見られるそうだ。

雨の降り続ける森の中、休憩も許されないブラック企業、喋る動物たちの暮らす世界など、本作の世界はドットで表現されている。また、奇妙な旅路の最中には、アヒルが必要だと言う正気の怪しいプログラマーや、モニターの中から語りかけてくるOscarといったキャラクターも登場。食堂でランチを配るイベントやパズル、接し方によってキャラクターとの関係が変わる選択肢も交えつつ、少年は親友のために世界の狭間を歩んでいく。早期アクセス中ながら、前向きに頑張ろうとする主人公の性格や彼の葛藤、ダークな展開と世界観などからは魅力が感じられる。Steamでは、760件以上のユーザーレビューにより圧倒的好評を獲得しており、ストーリーやドット、サウンドなどが評価を集めているようだ。


本作を開発しているのは、アメリカのインディーゲームスタジオPirate Softwareだ。メンバーは、設立者でプログラム/ゲームデザイン/シナリオを兼任するJason Thor Hall氏を含め3名。フィードバックやバグ修正のために、2018年に早期アクセスを開始し、2020年後半の正式リリースを目指して開発が進められている。フルバージョンでは、新しいストーリーやより多くの戦闘、複数のエンディングも搭載されるそうだ。また、本作の日本語翻訳は、日本語でゲーム実況をしているアメリカ人Koutetsusteel氏と、彼の友人が開発者に依頼されて手がけたそうだ。

『Heartbound』は日本語に対応し、Steamにて1010円で配信中。ストアページなどでは、デモ版も公開されている。

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