「NieR」シリーズ新作『NieR Re[in]carnation』CBT募集開始。白い少女はママに導かれ、罪を贖う


スクウェア・エニックスは7月13日、『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』のクローズドβテスト(以下、CBT)を7月29日から実施すると発表した。対応プラットフォームは、iOS/Android。参加者の募集は7月13日12時から開始されており、募集人数は2万人となる。

『NieR Re[in]carnation』は、企画・制作をスクウェア・エニックス、開発をアプリボットが担当する「NieR」シリーズのスマートフォン向けRPGである。主人公は、気づけば”檻”の石の上に倒れていた白い少女。彼女は、贖罪や失ったものを取り戻すため、「ママ」を自称する謎の生物に導かれ、檻と呼ばれる空間の中を歩き始めるという。なお「NieR」シリーズのクリエイターで、本作でもクリエイティブ・ディレクターを担当するヨコオタロウ氏は、本作を「これは外伝とかじゃなくて、ニーアのシリーズ作品で新作です。」と語っている。

本作のCBTは、正式サービスに向けた、ゲームの改善を目的に行われるもの。開催期間は7月29日13時から8月5日12時59分まで。募集期間は7月13日12時から7月26日23時59分までとなっている。募集人数は、iOS版が1万人、Android版が1万人の合計2万人。推奨動作環境も公開されており、iOSは10.0以上かつiPhone 7以降の端末、Androidは7.0以上でメモリ3GB以上を搭載した端末で推奨はSnapdragon 835以上(Xperia XZ1、Galaxy S8)となっている。


CBTの発表にあわせて、新プロモーションムービーの公開および公式サイトのリニューアルオープンも行われている。新しくなった公式サイトでは、本作のストーリーや白い少女を含めた3キャラクターの設定も一部公開。これまでの動画などでも姿を見せていた布をかぶったおばけのような謎の物体は、ママを自称する不思議な生物で、周囲の景色を楽しんだり、ちょっかいをかけたり、自由な一面も持っているそうだ。檻をさまよう謎の存在として黒き怪物の存在も明らかになっており、彼らにもなにか目的があるという。

また動画では、「今のあなたは、多くのものを失っている。だから、それを取り戻しに行くのよ。」という誰かの声から始まり、ママが少女に向けて語るシーンや、UI付きの戦闘シーンも映されており、情報量の多い内容になっている。

『NieR Re[in]carnation』は、iOS/Android向けに基本プレイ無料でサービス予定。CBTの募集は、7月26日23時59分までだ。