【UPDATE】期待のオンラインRPG『ブループロトコル』CBT開始「1分前」に、異例の開始延期を発表。しかしその後はれてスタート


バンダイナムコオンラインは4月23日、『ブループロトコル(BLUE PROTOCOL)』のクローズドベータテスト(以下、CBT)開始延期を発表した。4月23日19時よりCBTが開始予定とされていたが、開始1分前である18時59分に『ブループロトコル』公式ツイッターより告知。問題が確認されたため、CBTの開始が延期された。現在開始時間は未定。20時30分に改めて告知が行われるようだ。

『ブループロトコル』は、バンダイナムコオンラインとバンダイナムコスタジオの共同プロジェクトチーム「PROJECT SKY BLUE」が中核となり開発中のPC向けオンラインアクションRPGだ。舞台となるのは、神秘の光「エングラム」によって彩られたファンタジー世界。主人公は、記憶喪失の人物。抜け目ない性格の少女フェステと出会い、失った記憶を求め、運命に立ち向かうべく世界を冒険することになる。劇場版アニメ作品がそのまま動かせるようなグラフィック、4つのクラス、自由度の高いキャラクター作成、多彩なスキルによる集団戦などが、本作の特徴として謳われている。

本作のCBTは、2020年2月12日に参加者募集がスタート。3月2日に募集が締め切られたのち、3日後となる3月5日に新型コロナウイルス感染拡大防止の影響により、CBTの準備・開発に遅延が見込まれるため、CBTの実施日程が3月下旬から4月中旬への変更が発表。その後、結果発表を経てCBT参加者追加募集も行われ、CBT実施当日である4月23日を迎えた。公式サイトに掲載されている「CBT開始延期のお知らせ」によると、CBTの準備に問題が確認されたことが延期の原因だという。現在、問題の調査および改善が進められており、問題の改善状況については20時に改めて告知されたが、現在も開始時間の案内が困難な状況になっているという。20時30分に改めて作業進捗の案内が行われる予定だ。開始を心待ちにしていたプレイヤーに対しては、謝罪の言葉も語られている。

また『ブループロトコル』公式サイトでは、4月23日に入ってから「ゲームと同時起動できるソフトウェアの制限について」というお知らせが発表されている。ソフトウェア制限は、不正行為対策のため、ゲームクライアントと同時に起動できるソフトウェアを制限するというもの。Webブラウザ、コミュニケーションツール、配信用のソフトウェアなど、問題のないソフトは同時に起動できるそうだが、自動操作を可能とするようなソフトウェアが起動していると、ゲームクライアントがエラーによって終了するという不正対策だ。

もう一つ、「サーバー設定調整に伴うテスト実施のご案内」も発表されている。4月24日16時から4月25日15時59分までの間、ゲームサーバ設定の調整テストを実施し、その間サーバから突発的な切断が発生する可能性がある、というCBTらしい告知である。1分前になってから延期が発表されるのは異例の事態だが、本日発表されたお知らせもなにか関係しているのかもしれない。『ブループロトコル』CBT開始時間は、現在未定。20時30分に改めて告知される予定だ。

【UPDATE 2020/4/23 21:10】

進捗が報告されるはずだった20時30分、CBT開始を待ちきれないプレイヤーが殺到し、公式サイトのサーバーが陥落。504エラーが表示された後、公式サイトはメンテナンスへ突入した。その後、20時43分に公式Twitterで21時のCBT開始を告知した。開始直前にゴタゴタであったがCBTであるが、『ブループロトコル』の期待度のあらわれと言えそうだ。