傑作SF人狼ループADV『グノーシア』Nintendo Switch版発表、4月30日配信へ。ループの果てを目指せ

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ゲーム制作サークル・プチデポットは3月26日、「Nintendo Direct mini 2020.3.26」にて、『グノーシア』Nintendo Switch版を発表した。発売日は4月30日。価格は税込2750円。2019年6月に、すでに生産の終了していたPlayStation Vita向けとしてリリースされた傑作が、ついに現行の環境で遊べるようになる。

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『グノーシア』は、宇宙船の中で人狼ゲームを繰り返すSF人狼ループADVだ。舞台となるのは、人類を消し去りたいという衝動を持った存在、グノーシア汚染体の反応が検知された宇宙船の中。グノーシア汚染体はその衝動に従い、空間跳躍の度に宇宙船から乗員を1人ずつ消し去り、船を乗っ取ろうと画策している。乗員たちはグノーシア汚染体に対抗しようとするが、グノーシア汚染体は人間と外見上の差異がないため、誰がグノーシア汚染体なのかわからない。そこで、乗員たちは疑わしい人物を議論で決定。1人ずつコールドスリープさせることで、グノーシア汚染体の行動を封じようと試みる。

主人公は、記憶喪失の人物。何らかの事情により医療用ポッドの中で眠っていたが、グノーシア事件の渦中に汎宇宙軍所属の軍人セツによって起こされ、議論へ参加することになる。また、グノーシア事件が起こるループに巻き込まれ、謎を解き明かしループからの脱出を目指していく。

ゲームプレイでは、グノーシア事件に巻き込まれた乗員の1人、あるいは人類に対して害意を持つグノーシアとして議論へ参加。1日ごとにコールドスリープとグノーシアによる消失を繰り返し、各陣営の勝利を目指す。人側には、1日に1人まで対象がグノーシアかどうか調査できるエンジニア、コールドスリープした人物がグノーシアだったかわかるドクター、グノーシアによる襲撃から1人を守れる守護天使、惑星に立ち寄った際に船内へ残っていた事実から確実に人である留守番が存在している。対するグノーシア側には、グノーシアに対して好意的な思想を持つAC主義者がおり、人側の役職を騙ることができる。

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グノーシアの語る嘘と真実を見抜き、コマンドによって議論へと参加し、各日のコールドスリープを決定。グノーシアが人と同数かそれ以上の数になってしまうとグノーシアに対抗できなくなるため、そうなる前に全てのグノーシアをコールドスリープさせられれば人の勝利だ。

対戦相手として、論理的な思考を持つものの疑われやすいラキオ、ステレオタイプな宇宙人めいた外見のしげみち、あふれるカリスマにより影響を与えるはた迷惑な夕里子、クールな言動だが優しいジナ、船内の管理を任されているというステラなど、それぞれ異なる思考と個性を持った14人のキャラクターが登場。

主人公には、カリスマ/直感/ロジック/かわいげ/演技力/ステルスの能力値があり、例えばカリスマが高ければ人への影響力が高まり、ステルスが高ければ疑われづらいといったように、ステータスの割り振りにより個性を表現できる。ループを繰り返すと経験値が獲得でき、ステータスを上昇させると次第に強力なキャラクターへと成長していく。

1プレイの所要時間は15分程度。人とグノーシア、いわゆるキツネ的な第3陣営も含め、役職は全部で8種類。ループする度に、配役や乗員の数が変化。徐々に要素が解放されるチュートリアルをクリアすると、能力者の有無やグノーシアの数などが選択可能となり、好きな設定で遊べるようになる。また、グノーシア事件を繰り返しているうち、特定の条件を満たした際にはイベントが発生。イベントを見ていくと各キャラクターへの理解が深まり、少しずつ謎が明かされていくことで、世界の構造も明らかになっていく。人狼の持つ面白さを表現したシステムと、世界を回すループものの主人公としての体験が、本作の醍醐味となっている。

『グノーシア』を開発したプチデポットは、名古屋に住む4人組のゲーム制作集団。「Xbox LIVE インディーズゲーム」で2012年に配信した後、Steamを含め各プラットフォームでリリースされたアパート経営タワーディフェンス『メゾン・ド・魔王』の開発チームだ。『グノーシア』の開発期間は約4年間。発表された2017年には同年内の配信が予定されていたが、約2年間延期。しかし、大量のイベントが用意されていることなど、本作のクオリティには延期を納得させるだけのものが感じられるだろう。そんな『グノーシア』Nintendo Switch版は、4月30日にリリース予定だ。

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