ピクセルアート眩しい『Eastward』は、対応機種にNintendo Switchを加えて2020年発売へ。日本向け展開も予定

 

本日米任天堂より放映された「Indie World Showcase – 8.19.19」にて、『Eastward』が2020年にNintendo Switch向けに発売されることが明かされた。また、日本でも同年に配信されるという。『Eastward』はPC向けに発売されていたが、発売時期未定の日本語対応は不透明という状況であった。今回のアナウンスではNintendo Switch版が発売されることに加えて、発売時期が決定し日本語へ対応されることが濃厚となった。PC版を待っていたユーザーにも朗報だろう。

『Eastward』は、ピクセルアートで描かれるアクションRPGだ。舞台となるのは、滅びゆく世界。奇妙な生物が都市に生まれ続け、人口は減少の一途を辿っていた。主人公である、勤勉な採掘家のJohnは、秘密の地下施設で謎の多き白髪の少女Samと出会う。少女は何者なのか、そして世界はどうなってしまうのか。Johnは多くの疑問を抱えながら、Samを奇妙な生物や人間から守るべく、奔走することになる。

本作の開発を手掛けるPixpil Gamesは中国の上海に拠点を構えるスタジオ。そうした背景があってか、ゲームはアジアテイストをまじえたピクセルアートで彩られる。開発元は、1990年代のアニメの影響を受けていることを公言しており、どこか映画「紅の豚」といったジブリ作品のような雰囲気も感じさせる。そのほか『ゼルダの伝説』や『MOTHER』といった作品からの影響を受けているとのこと。

また3Dの光源システムとレトロなピクセルアートの融合を掲げて開発されており、ビジュアルについては細部にまでこだわりがこめられているようだ。かわいらしいドット絵が描かれる作品としてSNSで好評を博したタイトルである。今回公開されたトレイラーでも、そうしたかわいらしさを確認できるだろう。

はれて発売時期が決まった『Eastward』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに2020年発売予定。独特な世界を、日本語で遊べることにも期待しておこう。