稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』対応プラットフォームにNintendo Switchを加え今冬発売へ。鍬などで戦い耕作し強くなる

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マーベラスは6月7日、『天穂のサクナヒメ』を今冬に発売すると発表した。あわせて対応プラットフォームにPC/PlayStation 4に加えて、Nintendo Switchを追加。きらびやかな新映像を公開している。今後は発売にむけて、公式サイトにて情報を公開していくそうだ。なおNintendo Switch対応については、開発スタッフが興味を持ったことやコミケにて任天堂より提案されたことが背景としてあったという。

『天穂のサクナヒメ』は、『花咲か妖精フリージア』や『アスタブリード』といった良質なアクションを世に送り出してきたえーでるわいすが手がける稲作アクションRPG。ジェムドロップなども開発に協力している。舞台となるのは、神々の世界にあるヒノエ島だ。主人公である豊穣神のサクナは都で優雅に暮らしていたが、とあることをきっかけに、獣鬼たちが支配するヒノエ島におくられてしまった。武神の父と豊穣神の母を持つ少女サクナとして、人間らと共に鬼の支配する島の調査・開拓を進めていくのだ。

本作は探索型のアクションに稲作を盛り込むというユニークなタイトルとなっている。鍬などを携えて敵を倒しながら島を開拓する一方で、サクナは人々を生活させるために稲作にも励む。田を耕し米を植え、育てたのちに刈り取り白く磨き上げる。良い米を作ることでサクナ自身も強くなっていくという。稲作をしながら、探索と戦闘を重ねて島を開拓するのだろう。日本古来の稲作をゲーム史上類を見ない深さで作りこんでいるとのことなので、稲作パートへの力の入りっぷりも見どころのひとつになりそうだ。

公開された映像では、流れるようなコンボが展開される、えーでるわいすらしい爽快感あふれる戦闘が確認できる。背景まで作り込まれた美麗なグラフィックや派手なエフェクトは、見た目も映えているだろう。与えたダメージが数字として可視化されていることから、パラメータがより重要になるかもしれない。そのほかステージ選択画面や、装備によるコスメティック要素なども存在するようだ。

これまで長きに渡り開発が続けられてきた『天穂のサクナヒメ』。コアライブラリにはsouvenir.circのラグナロクエンジンが使われているという。時間をかけて本編が拡張されていることが報告されてきたが、いよいよ今冬ユーザーのもとに届けられるかもしれない。

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