『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』Playstaton 4/Switch版発売日は9月26日。特典画像公開を受け、SNS上では太ももが再び話題に

 

コーエーテクモゲームスは6月6日、同社のガストブランドが開発中の「アトリエシリーズ」最新作『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』のPlaystation 4/Nintendo Switch版の発売日が9月26日であると発表した。Steam版については発売日未定。本日から予約受付もスタートしており、合わせて各店舗の購入特典描き下ろしとなるイラストも公開されている。

『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』は、平凡で特徴がないのが特徴という普通の少女ライザが主人公を務める「アトリエシリーズ」21作目のRPGだ。舞台となるのは、湖の中に浮かぶクーケン島。奔放で男の子っぽいところがある性格とは対象的に色々と豊満なボディを持つライザは、退屈な村での生活に不安を感じており、気の置けない仲間たちと共に、刺激を求めて村の外へ出る計画を立案中。そんなある日、ライザと仲間たちは、一念発起しはじめての探検として、行った「島の対岸」で錬金術を使う一人の男と出会い、ライザは彼に弟子入り。錬金術の力によって退屈から解き放たれた一方、クーケン島には驚異が迫っており、ライザたちは村の誰にも知られず「ひと夏だけの冒険」を過ごすのだという。

「不思議シリーズ」や『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~』から進化した光と影のコントラストが光るグラフィックや、緊迫感を演出しつつ仲間たちとの絆を軸とするバトル、これまで作れなかったものを作る新たなシステムや、視覚的に調合の手応えがわかりやすくなっている「調合」システムなど、新しい世界を舞台にした作品に相応しく挑戦に満ちたタイトルだ。

発表に合わせて公式サイトが更新されており、登場人物が公開されている。追加で発表となったのは常識人にして豪腕の戦士、ライザとタオの幼馴染で、村人たちをいつか見返したいと思っているというレント・マルスリンク。いじめられっこで読書家、ライザとレントの幼馴染で、難解な古書を持ち歩き常人離れした集中力を持つタオ・モンガルテン。村に新しくやってきた商家の娘で、おっとりした性格を持ち、これまで父と共に行商の旅をしてきた為新しい友だちに恵まれなかったという金髪のお嬢様クラウディア・バレンツの3名だ。ライザも含め各キャラクターのページでは、それぞれ立ち絵のイラストだけでなく、3Dモデルも閲覧可能となっている。

また、前述のとおり、各店舗での購入特典描き下ろしイラストが公開中。主に描かれているのはライザとクラウディアの2名で、ライザとクラウディアが浴衣を着て花火を眺める比較的健全なA4クリアファイルや、ライザの水着姿が眩しいB2タペストリーなど、全体的に肌色多めな描き下ろしイラストの数々が特典となっている。こうした描き下ろし特典イラストの公開を受けてかTwitter上では今朝からトレンドに「ライザちゃん」「ライザのアトリエ」などが頻繁に上がっており、話題となっているようだ(Trend24)。『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』正式発表時にも、平凡で特徴がないのが特徴というにはライザの肉体は出るところが出ていること、ホットパンツに太ももが食い込みすぎていることから、鬱血してしまわないか心配する声など、を代表に、ライザの体が設定に文言とやや噛み合わずやたらと豊満なことに対して喜びをまじえたツッコミが相次いでいた。

https://twitter.com/mae_0083/status/1136458279071076352

今回のTwitter上での盛り上がりも似たようなもので、水着の特典イラストを指して「大人になる前の彼女たち」「奔放で男の子っぽい」という設定への違和感にまつわるツッコミ。シンプルな「太もものアトリエ」という愛称が生まれ、さらには読書家のタオとの関係性について、ライザのキャラクター性と身長差をあげ、描写の意味深さを勘ぐる声なども散見される。なお、本作のイラストレータートリダモノ氏本人のTwitterによれば、素の体の描き方でこうなってしまうそうなので、「太もものアトリエ」が好きな方は今後とも本作に期待できるだろう。それにしても肌色が多い。

予定どおりなら『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』PS4/Switch版の発売まではあと3か月ともう少し。それまでの間、ゲーム情報だけでなく、さまざまな面でプレイヤーを楽しませてくれそうだ。