『Risk of Rain 2』初週だけで累計プレイヤー数が約65万人に。売上本数も50万本に迫る

 

Risk of Rain 2』の開発元Hopoo Gamesは4月4日、同作の累計プレイヤー数が発売から一週間で約65万人に到達したことを報告。売上本数としては、今週末までに50万本に届く勢いだという。3月29日にSteamでの早期アクセス販売が開始された本作は、3月31日までに購入するとフレンドへのギフト用としてゲームがもうひとつ追加で手に入るキャンペーンが実施されていた。そのキャンペーンによるギフトとして本作を受け取り、ゲームを遊び始めたプレイヤーは約15万人におよぶという。

『Risk of Rain 2』は、売上本数300万本を達成したヒット作『Risk of Rain』の続編。2013年に発売された『Risk of Rain』は、時間経過により難易度が上昇していく中、ランダム生成される惑星を探索してはアイテムを集めてキャラクターを強化し、テレポーターを使って次の惑星へと移り進んでいく、Co-op対応の2Dアクションゲームであった。続編となる今作は、そのゲームシステムやゲームプレイの根幹部分を残しつつ、3Dアクションという新しいアプローチで開発されている。

Hopoo Gamesが先日更新したブログによると、開発陣は前作『Risk of Rain』の半分ほどの結果を残せれば上出来と考えていたようだが、ふたを開けてみると想定よりもはるかにすぐれたスタートを切れたという。売上とともにコミュニティも順調に拡大しており、Discordチャンネルの参加者は3万人を超えている。

以前よりも見つけやすくなったテレポーター

なお同日には、いくつかのバランス調整およびバグ修正を施したアップデートが配信されている(パッチノート)。まず同作では、テレポーターが背景に溶け込んでいたり、岩の影に隠れていたりといった理由で、見つけにくい場合がある。プレイヤーから同様の指摘が複数寄せられたとのことで、今回のアップデートで微調整された。まずテレポーターから放たれるオレンジ色のパーティクルエフェクトが、より広範囲にわたり漂うようになった。そのおかげで、近くにテレポーターがあると気づきやすくなっている。またテレポーターの縁部分がわずかに輝くようになり、同系色の背景と紛れたときにやや見やすくなった。

続いて、他のクラスと比べて性能が高いと、開発陣・コミュニティともに認識しているMUL-Tについては、移動速度と与ダメージの基礎値がわずかに下方修正。移動速度は9から7に、与ダメージの基礎値は12から11に下がった。そのかわりTransport Modeでのスピードブーストが+200%から+220%に上昇している。またMUL-Tを強キャラたらしめていた要因のひとつ、Ocular HUD作動中に攻撃ボタンを押し続けるとAuto-Nailgunがすべてクリティカルヒットになるという現象もあわせて修正されている。

戦闘がやや長引きがちだったボス敵のImp Overloadについては、自動回復能力が削除されたかわりに攻撃力が上昇。また本作の新機能としては、Prismatic Trialsにフレンド限定のリーダーボードが追加されている。

今後は早期アクセスのロードマップ作成を進めるとともに、正式リリースに向けてコンテンツを充実させ、ゲームをブラッシュアップするために力を注いでいくという。操作クラスやステージ、ボスやアイテムの追加だけでなく、新しいゲーム機能の追加、ローカライズ、他プラットフォーム展開なども計画されているとのことだ。

『Risk of Rain 2』はSteamにて早期アクセス販売中。通常価格は2376円。早期アクセス期間は1年間を予定している。