『Dead Cells』の冒険を拡張する無料DLC第1弾「Rise of the Giant」がSteam版向けに3月29日配信へ。コンソール向けは後日

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フランスのインディースタジオMotion Twinは3月13日、現在販売中のローグヴァニア・アクションゲーム『Dead Cells』の、Steam版向けのDLC第1弾「Rise of the Giant」を3月28日(日本では29日)に配信すると発表した。価格は無料。なお、本作はNintendo Switch/PlayStation 4および海外Xbox One向けにも販売されているが、こちらでの配信日は未定。同スタジオは、できるだけ早く配信できるよう取り組んでいるとしている。

*メディアからの賛辞の言葉を紹介する最新トレイラー。DLCでプレイできるステージも確認できる。

DLC「Rise of the Giant」は、本作をローンチからプレイし続けているようなコアなファンを主なターゲットとして制作され、より高難易度なゲームプレイを楽しめる内容になるという。なお、追加コンテンツは従来のゲーム本編を拡張する形で組み込まれるが、基本的にゲームプレイを通じてその部分をプレイするかどうかを選択することになるため、初心者お断りのゲームに変わってしまうわけではない。

その追加コンテンツとしては、まず新ステージの「洞穴」が挙げられる。これは一度ゲームをクリアすることで、「墓地」ステージからアクセスできるようになる新たなルートだ。同時にゲームスタート位置の環境にも大きな変化が現れ、その周辺で鍵を入手してから墓地に向かわないと洞穴には入れない。洞穴は上方へと登っていくダンジョンとなっており、一部はオープンな環境となっている。ここでは新たな敵キャラクターが複数登場するほか、その先には巨大な新ボスも待ち受ける。このDLCにおいては、敵キャラクターは合わせて10種類追加され、武器・スキルも13種類新たなものが登場する。

またボス・ステムセル5が追加され、従来よりもさらに高難易度の設定が用意される。この難易度でラスボスを倒すと、その先にある扉に入ることができ、さらなる追加ステージおよびボスが待っている。そしてそのボスを倒すことができれば、また別のエンディングを目にすることができるという。

主人公のスキン変更システムも実装される。これはファンから長らく要望されていた要素だそうだ。武器やスキルと同じように、敵を倒した際などにスキンの設計図を入手でき、その後ゲームスタート位置に追加された扉を入った先にいる人物に話しかければスキンを変更できる。スキンは50種類以上用意され、倒したボスを模したデザインや、女性になれるもの、あるいはクリスマスツリー風スキンなどもあるという。

そのほか、従来からあるステージにも手が加えられる。たとえば、洞穴ステージの追加に合わせて、そこに向かえるよう新たなルートが作られたり、隠し部屋など本作のストーリー要素に関わるダイアログが増えたり、あるいは敵が落とす鍵を集めるとアイテムを入手できるエリアが追加されたり。難易度によっては、新たな敵キャラクターも従来のステージに登場する。このほかにも細かいバランス調整などが多数おこなわれ、また新たな気持ちでプレイできることだろう。開発元Motion Twinは、ファンからの要望がある限り今後も追加コンテンツを開発し続けていくとし、どんどん意見を寄せてほしいとしている。

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