『フォートナイト』『PUBG』といった大型タイトルで使用されているVivoxのゲーム内ボイスチャット機能、インディー開発者でも利用できる無料版の提供開始

オンラインゲーム向けのボイスチャット機能を提供するVivoxは9月6日、同社サービスの条件付き無料提供を開始した。海外メディアVenture BeatHardcore Gamerなどが報じている。公式サイトの料金プランによると、5000PCU(PCU = ピーク時同時接続ユーザー数)もしくは10万MAUまでであれば無料、それ以上に達すれば有料となる。

Vivoxは業界内で高く評価されているコミュニケーション用ソフトウェアであり、『EVE Online』『EverQuest』『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』『フォートナイト』『H1Z1』『League of Legends』『オーバーウォッチ』『レインボーシックス シージ』など、125以上の大型タイトル以上で採用されてきた。ユーザー数としては、毎月5000万人以上がVivoxを利用している。

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Vivox SDKは実装が簡単で、Vivox社CEOのDave Verratti氏は今回の発表に合わせて、開発者がSDKを受け取ってからわずか36時間でボイスチャット機能の利用を開始できるほど、工数を削減できるようになったと伝えている。実装のしやすさだけでなく、リリース前/リリース後のどのタイミングでも組み込めること、スケーリングしやすいことも魅力。Unreal Engine/Unityエンジン向けには、スムーズな実装を可能にするためのプラグイン、サンプルコード、ドキュメントが揃えられているため、小規模な開発チームでも実装時の負担を抑えられるようになっているという。

マルチプラットフォームおよびクロスプラットフォーム対応との親和性が高く、PlayStation 4/Xbox One、Windows/Mac、Android/iOSなど主要プラットフォームにて幅広く利用できるVivox。音質の高いチャットツールというだけでなく、範囲限定チャットや、お互いの位置関係を把握できるような3Dオーディオといった、無料のゲーム外コミュニケーションツールでは実現できないような、没入感を高めるための機能も提供している(テキストチャットも有り)。

『レインボーシックス シージ』

CEOのDave Verratti氏いわく、汎用ゲームエンジンや開発ツールの民主化によりインディーゲーム開発が活発になったことを受け、VivoxのテクノロジーをAAA級タイトルのパブリッシャー以外にも開放するべきであるとの思いに至ったという。そして本格的なインディー向けローンチに先駆けて、『Crowfall』『Darwin Project』『Islands of Nyne』『Battalion 1944』『Foxhole』といった小規模タイトルの開発スタジオを招いてテストを実施。彼らからのフィードバックを受けてブラッシュアップを続け、今回の無料提供が開始された。

なおVivoxと同じテクノロジーを使ったゲーマー向けのコミュニケーション用アプリケーションOvertoneも無料提供中だ。

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