『デビル メイ クライ 5』は2019年3月8日発売へ。ハチャメチャな戦闘シーンを収めた新映像も公開


カプコンは本日8月22日、『デビル メイ クライ 5』を2019年3月8日に発売すると発表した。対応プラットフォームは既報どおりPlayStation 4/Xbox One/Steamで、全世界で同時に発売される。国内向けのレーティングは、CERO Dになるようだ。gamescom 2018の出展にあわせて、スタイリッシュな戦闘シーンを収録するトレイラーも公開されている。

トレイラーでは、本作の主人公であるネロが、剣のレッドクイーンと銃のブルーローズ、そして右腕の宿るデビルブレイカーを駆使してド派手に戦うシーンが確認できる。レッドクイーンは、魔剣教団支給の対悪魔用剣をベースに強化したネロ専用装備。圧倒的な攻撃力を誇るが、ゲーム開始時にはまだ多くの力は秘められたまま。レッドオーブと引換に剣に眠りし力を引き出し、さらなるスキルが使用可能となるという。ブルーローズは、6連装の大口径リボルバーだ。上下2段の銃口から同時に2発の銃弾を放つ。牽制、コンボのつなぎとすることも、特殊銃弾による強力攻撃も可能。

デビルブレイカーは、悪魔の右腕を失ったネロのために、武器アーティストのニコが作った特殊な武装。ワイヤースナッチが仕込まれており、敵を引き寄せたり、引き寄せられない敵には自身が近付くといった、駆け引きには必須の機能を持つ。ただし、耐久性と引換えに得た高性能ゆえ壊れやすいという。ネロは複数のデビルブレイカーを携え、差し替えながら戦う。デビルブレイカーにはさまざまな種類が存在し、たとえば電撃攻撃を可能にする、初心者でも扱えるオーバーチュア。複合式反射炉により衝撃波を放つガーベラ。特定の対象の時間の流れを歪め、スローにするラグタイム。ブースターを搭載しており、高い火力でそのまま相手を殴りつけるパンチライン。巨大な悪魔すら投げ飛ばすパワフルさを持ちながら、耐久さに難を抱えるバスターアームなどが存在する。トレイラーでも、こうしたデビルブレイカーが使用して戦うシーンが映し出されている。

また本作ではネロに加え、シリーズの顔でもある、デビルハンターのダンテがプレイアブルキャラクターとして参戦する。初報時から以前の作品よりもいくらか年老いた顔つきが注目を集めたが、新たな武器を手にしていることが確認でき、ネロだけでなくダンテもまた新たな戦い方で悪魔に立ち向かうのかもしれない。

『デビル メイ クライ 5』は、今年6月のE3にて発表されたシリーズ最新作。『バイオハザード7』や『バイオハザード RE:2』にも使用されているカプコンの社内エンジン「RE ENGINE」を用いて開発が進められており、スピーディな戦闘と60fpsの動作を両立させている。すべてが進化したシリーズ最新作は、PlayStation 4/Xbox One/Steamにて2019年3月8日に発売予定だ。