危険すぎる物理演算乗り物アクション『Guts and Glory』7月19日に正式リリース。あわせて海外向けにNintendo Switch/PS4/Xbox One版発売へ

 

tinyBuild GAMESは7月15日、現在Steamで早期アクセス販売中の『Guts and Glory』を現地時間7月19日に正式リリースすると発表した。詳細は不明ながら、バージョン1.0リリースにあわせて大量のコンテンツが追加されるという。また、海外向けにPlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch版が発売されることも発表された。

『Guts and Glory』は2017年2月に早期アクセス販売が開始されたアクションゲームだ。開発はHakJak Gamesが担当している。プレイヤーは、自転車に乗った親子、四輪バギーに乗った中年男性、オープンカーに乗った三人家族といった一風変わったキャラクターを選び、乗り物に乗ったまま過酷なアクティビティへと挑戦する。アクティビティの内容は、プレイヤーの命をおびやかす危険なトラップを回避し、指定された地点を通って、ゴールまでいかに速いタイムで到達できるかを競うというもの。指定の地点をたどっていき、地獄の特訓を完了させるのだ。TV番組「SASUKE」のようなものだと考えてもらえればいいだろう。

『Guts and Glory』の待ち受けるトラップは、矢や丸太、のこぎり、地雷など幅広い。これらに引っかかってしまうと肢体が引きちぎられ、直近のチェックポイントからリトライとなる。操作キャラクターの動きだけでなく、死亡表現にも物理演算が導入されているので、なかなか凄惨な死に様になりやすい。ただし、腕など一部分が損失してもアクティビティは中断されない。うまく胴体や頭部を守りながら、進んでいこう。血が飛び散ったり、肢体が飛んでいく演出はなかなかグロテスクなので、こうした表現に耐性があり笑える方におすすめしたい作品でもある。

1年半にわたるアップデートが続けられ、現在はスケートボードや車、ロケットチェアなど多彩な乗り物やキャラクターが実装されているほか、バグの修正や操作性の向上がはかられている。ゲーム内AIが賢くなるといった細部にわたる調整も続けられ、さらには日本語への対応も果たしている。いよいよ7月19日にはさらなるアップデートが実施され、正式リリースをはたすこととなる。

『Guts and Glory』は、前述したようにグロテスクさが特徴の作品であるので、PCよりいくらか規制の入りやすいコンソール版が、どのような表現に仕上げられるのか気になるところ。また同作はコースエディットによる自作ステージの共有も人気だ。こうしたコースエディットにおけるコンソール版の仕様についても、tinyBuild GAMESからの情報公開を待ちたいところ。