PS4/Xbox One向け『レッド・デッド・リデンプション2』続報公開。新たなシステムや仕様を紹介

 

Rockstar Gamesは本日5月14日、『レッド・デッド・リデンプション2』の続報を公開した。主人公であるアーサー・モーガーの経歴や世界観についての背景、システムなどが判明している。

アーサー・モーガンはダッチギャングの中核を担う古参メンバーだ。まだ若い頃にダッチにギャングへと迎え入れられたアーサーにとって、ギャングは家族のような存在です。多くの意味でギャングはアーサーの人生に光を与えてくれる拠り所であり、深い忠誠を誓っている。前作でも部分的に登場するファン・デル・リンデ団への愛着を抱いているようだが、その一方でギャングに所属する上での葛藤も抱いているようだ。ファン・デル・リンデ団の結末には、アーサーが大きく関係してくるだろう。

ギャングは常に一緒に行動する家族のような存在だ。日々の生活、銀行強盗、列車のジャック、狩り、食事、睡眠、酒盛り、パーティー、戦い。何をするにしても一緒。そしてギャングは夜になればキャンプを開く。アーサーは狩りをしたり食糧や他の物資を持ち帰ったりしてキャンプを支援することができるという。強制的なものではないが、アーサーはキャンプの環境の維持をサポートすることで報酬を受け取れるようだ。ちなみにこのギャングには前作主人公であるジョン・マーストンも所属している。

『レッド・デッド・リデンプション2』では、馬は移動手段でありながら仲間として独自の役割も担うという。さまざまなスピードでスムーズに移動でき、かつてないほどの機敏性と操作性を備えている。馬の品種ごとに個性も違い、馬は地形、水、恐怖、ストレスに対して独自の反応を見せ、アーサーへの反応もそれぞれ異なるようだ。アーサーがそれぞれの馬とのさまざまな経験を積み重ねるほど、ストレスの多い状況を乗り越えやすくなる。つまり、馬はアーサーとともに成長していくというわけだ。

馬(サドル、サドルバッグ)は、手で持ち運べるもの以上の量のアイテムを運ぶことができるという。ウサギのような小さな動物はサドルにくくり付けられるようで、馬の背中には、もっと大きな獲物をくくりつけたり、大きな毛皮を乾かしたりすることもできる。ただし、あまりに長時間放置すると腐ってしまい、ハエや害虫が寄ってくるようなので注意。

本作の魅力のひとつは、緻密に描かれる世界だ。ワールド全体で新たなインタラクションレイヤーを導入し、プレイヤーが武器に頼ることなく、他のキャラクター、動物、周囲の環境と関わり合う機会を増やしているという。たとえば、通りすがりの馬車を見かけたら、アーサーは馬車呼びとめる、運転手の気を散らす、近くの町まで乗せてもらう、あるいは馬車を強盗するという行動を起こせるようだ。また、この世界で成り立っている会話は決まった返答が返ってくる対話システムではないため、流れを断ち切ることもキャラクターのイメージが崩れることもないという。

さらに、『レッド・デッド・リデンプション2』は意外ながらRockstar Games初の次世代機「専用」タイトルとなる。武器や生物、キャラクターや環境などすべての要素においてディテールにこだわりが込められているとのこと。同社の結集した技術により、美しい世界化が築かれることだろう。『レッド・デッド・リデンプション2』は、PlayStation 4/Xbox One向けに10月26日に発売予定だ。