『ブラッドボーン』データ解析により未実装ボスが発掘される。特定の方法を使えば戦闘も可能

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『ブラッドボーン』の没データ解析を進めるYouTubeチャンネル「Sanadsk」にて、未使用のキャラクターモデルを紹介する動画が新たに投稿されている(同シリーズ第1弾の記事はこちら)。

まず紹介されたのは、作中登場するボスの一角「聖職者の獣」を思わせるビジュアルにスラッとした体格をした4足歩行の獣型ボス。フィールドを軽快に動きまわりながら、突進や前足による引っかき、咆哮による衝撃波によってプレイヤーを攻撃してくる。所々アニメーションが欠けているものの、全体的なモーション自体はかなり綺麗で、作中に登場する他の獣型ボスのモーションを踏襲しながらまた違った形の動作となっている。

もうひとつ紹介されたのは、今作の隠しボスの一体である「月の獣」の没データと思われるボスだ。
朽ちた神殿の一部が点在している空間に鎮座しているその存在は、下半身が肉塊になっているものの、背中に生えた大きな触手と、細長い顔というビジュアルが「月の獣」と酷似している。触手を振り回すことで攻撃するほか、プレイヤーが背後にまわると空中に浮遊することで体制を立て直す。さらには、獣化した身体に金と白の鎧を纏い、三日月の盾を身に着けた騎士、DLCに登場するNPC「アラデイン」を彷彿とさせる姿のNPCモデル、ボス「殉教者ローゲリウス」の没モデルなどが発掘されたことを動画内で紹介している。

またモデルビューアを介し没データの一部への情報処理方法が確立されたことにより、「聖杯文字」の機能を利用することで先述した2体のボスとは実際にゲーム内で戦うことができる。特殊な方法を用いることになるため、PlyaStation Plus会員特典によるセーブデータバックアップは必須(『ブラッドボーン』では1キャラクターにつき1つのセーブデータしか保存できないため)。どちらも「儀式の祭壇」から「聖杯文字の探索」を選択、特定のコードを入力することで彼らが存在する空間に行くことができる。

獣型ボスと戦いたい場合は「arkhv2vs」を、月の魔物型ボスと戦いたい場合は「sikgc3sm」を「聖杯文字の探索」の画面で入力。何も書かれていないダンジョンが表示されるが、そのまま決定ボタンを押す。その後2、3歩ほど祭壇の前から離れ、再び祭壇の前で決定ボタンを押すと「封印の間」というステージが表示される。そのまま「封印の間」を選択して決定すればOKだ。両ボスともに、一旦そのステージに行くと帰還がほぼ不可能になってしまうため、先程も述べたがセーブデータのバックアップは必須であることをお忘れなく。

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娯楽としてだけではなく文化としてのゲームを知り、広めていきたい。ジャンル問わず死にゲー、マゾゲー大好き。