Xbox One版『PUBG』発売開始。PC版の販売数が2400万本を突破した世界的大ヒット作をコンソールでプレイ

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マイクロソフトは12月12日、Xbox One版『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』のゲームプレビュー版を発売した。販売価格はパッケージ版・ダウンロード版ともに2900円(税抜)。Xbox OneのGame Preview Programを利用しており、プレイするにはXbox Live ゴールド メンバーシップが必要となる。

本作はPUBG Corp.が開発する最大100人同時対戦型のバトルロイヤルゲーム。離島に降下したプレイヤーたちが、武器を集めながら最後の生き残りなるまで戦い続ける。PC版は今年3月にSteamでの早期アクセス販売を開始。チートツールの蔓延に悩まされながらも、正式リリースを前にして販売数2400万本を達成したほか、「The Game Awards 2017」では「ベスト・マルチプレイヤー」部門を制するなど、とにかく話題がつきない。世界規模で人気を誇る大ヒットタイトルとなった本作は、多くのゲーマーにバトルロイヤル・ジャンルを発見、もしくは再発見するきっかけを与え、2017年を代表するゲームのひとつとして歴史に名を刻んだ。

Xbox One版『PUBG』はXbox One X Enhancedに対応しており、HDRによる鮮明で深みのある描画が体験できる。リリース時点では一人称視点/三人称視点の切替が可能な通常モードが実装済み(一人称視点限定モードは後日登場)。マップは今のところ「エランゲル」のみで、新しい砂漠マップ「ミラマー」は2018年早期実装予定となっている。

またコンソールへの移植で気になるのは、キーボード&マウスを想定してつくられた操作スキームが、ゲームパッド向けにしっかりと最適化されているのか、という点だろう。PC版に劣らぬガンプレイを実現することはもちろんのこと、操作のわずかなもたつきが命取りとなりかねない本作においては、インベントリーの管理や装備のクイックチェンジがスムーズに行えるかどうかがカギとなる。その点に関しては、Xbox Wireで紹介されているコントローラ・マッピングの詳細情報によると、Xボタンの長押しで武器のアタッチメントをまとめて外したり、Yボタンの長押しで装着済みのアタッチメントをまとめて地面に捨てたりと、インベントリー画面で過ごす時間を短縮するために工夫されているようだ。射撃時には十字キーで射撃モードと零点距離を簡単に変更できるため、戦場で求められる臨機応変な対応もストレスなく実行に移せることだろう。

今月にはXbox One版限定コスチューム・パックの販売も予定されており、12月14日から12月17日にかけては「PUBG Accessory Pack」(4.99ドル)が、12月21日から12月22日にかけては「Tracksuit Pack」(4.99ドル)が、それぞれ期間限定でMicrosoft Storeより購入できるようになる。

PUBG Accessory Pack
Tracksuit Pack

なおPC版『PUBG』では、当初12月11日までとなっていた正式サービス用テスト期間が、正式ローンチ当日(日本標準時12月21日予定)まで延長されている。砂漠マップ「ミラマー」を一足先に体験したい方はPC版テストサーバでプレイしてみよう。

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