かわいいヘビをニョロニョロ動かすアクションパズル『Snake Pass』が近日発売、Nintendo Switch版もリリースへ

 

Sumo Digitalは2月2日、3Dアクションパズルゲーム『Snake Pass』についてNintendo Switchでの発売が決定したと発表した。本作はWindows(Steam)/PlayStation 4/Xbox One向けにも発売が予定されている。

本作の主人公はヘビの「ヌードル(Noodle)」。彼は友達であるハチドリの「ドゥードゥル(Doodle)」とともに、「ヘイヴン・トーア(Haven Tor)」と呼ばれるのどかな山の頂上を目指して冒険をする。ゲームには環境の異なる4つの世界が存在し、その中に15種類のステージが収録される。古代遺跡のようなヘイヴン・トーアにはさまざまな仕掛けがあり、登頂への道のりは先へ進むほど困難なものとなる。ステージの中には「キーストーン(Keystone)」と呼ばれるアイテムがあり、それを集めることで次のステージへの扉が開く仕組みだ。そのほかにも収集要素となるアイテムがマップのあちこちに配置されている。

本作のもっともユニークな点はヘビであるヌードルの操作だろう。Sumo Digitalが「Snake Physics」と名付けたシステムによって、実際のヘビのように動かさないとうまくステージを攻略することができない。たとえば進むスピードを上げたい時は、ニョロニョロと身体を左右にうねらせるように操作する。また手足が無く細長い身体をしているため、なにかに登ったりする場合は物に身体を巻き付けてつかまる動作が必要になる。その様子はちょっと気持ち悪いくらい本物のヘビそっくりだ。ステージ上の仕掛けを乗り越えてさまざまな場所に配置されたアイテムにたどり着くには、そういった物理の法則を考慮したヘビならではの動きを駆使しなければならないところが、本作がパズルアクションゲームたる所以なのかもしれない。ちなみに常に一緒にいる相棒のドゥードゥルは、ヌードルの重たい尻尾を持ち上げてくれたり集めたキーストーンを運んで扉を開けてくれたりと、ちょっとしたお手伝いをしてくれる。

本作にはこのほか、オンラインランキングでほかのプレイヤーとクリアタイムを競うことができる「タイムトライアルモード」も収録される。なお、Sumo DigitalはPC版でもゲームパッドでのプレイを強く推奨しているが、キーボード&マウスでの操作にも対応するとしている。

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本作の開発元Sumo Digitalはセガの『Sonic & All-Stars Racing Transformed』などレースゲームを数多く手がけ、現在は『Dead Island 2』や『Crackdown 3(Riot Act 3)』の開発を担当するなど引っ張りだこだが、この『Snake Pass』が彼らにとって初めてのオリジナルタイトルになるという。

本作は2017年第1四半期に発売予定。今回Nintendo Switch版の発売が決まったことを考えると、発売日はNintendo Switchがローンチを迎える3月中ということになりそうだ。