AUTOMATONライター陣が選ぶ、2019年期待するタイトル12本

読者のみなさま、あけましておめでとうございます。

2018年もAAA級からインディーまでたくさんの良作が生まれ、ゲーマーの多くにとって充実した1年になったのではないだろうか。今年2019年にも、さまざまな注目作品のリリースが予定されている。そこで今回はAUTOMATONライター陣に、2019年を迎えるにあたって期待しているタイトルをピックアップしてもらった。本稿を眺めつつ、読者のみなさまにも、2019年に発売されるであろう作品に思いを馳せてほしい。なお原則的には2019年発売予定であると発表されているタイトルをあげているが、一部「発売日未定」のタイトルも存在するため、その点だけ留意していただきたい。

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また弊誌では2018年を振り返る企画記事を公開している。こちらも読者のみなさまにとって、2018年のゲーミングライフを振り返るきっかけになれば幸いだ。

・ライターそれぞれの個人的な「ゲームオブザイヤー 2018
・一番お得だと感じた作品を選ぶ「ベストコスパゲーム 2018
・短いけれど面白かった作品を選ぶ「ベストショートゲーム 2018

 

『Control』

開発: Remedy Entertainment 販売: 505 Games 機種: PC/PS4/Xbox One
発売予定時期:2019

『Alan Wake』や『Quantum Break』などで知られるRemedyの新作TPSである。それら過去作においては、主人公のキャラクター設定をまずおこなってから開発を進めたが、本作の場合はロケーションを構築することから始めたという。舞台となるのは、超常現象などを扱う秘密政府機関の本部ビルだ。その内部は、外観からは想像できないほど広大で、またどういう訳か構造が絶えず変化し続けている。

主人公のJesseは、自身の過去にまつわる答えを求めてこの異様な光景広がるビルを訪れるが、ビルが謎の軍隊の襲撃を受けたことにより、彼女は機関のコントロールを取り戻すべく戦うことになる。本作の、周囲のオブジェクトを浮かせ攻撃や防御に使ったり、宙を飛んだりといった超能力を駆使したバトルも興味深いが、ストーリーテリングに定評のあるRemedyが、この閉鎖環境を使ってどのような物語を紡ぐのか、今から楽しみである。
by Taijiro Yamanaka

 

『Far Cry New Dawn』

開発:Ubisoft Montreal 販売:Ubisoft 機種:PC/PS4/Xbox One
発売予定時期:2019年2月15日

『Far Cry 5』の17年後、核投下により終末が訪れた米国モンタナ州・ホープカウンティ。無法地帯と化したフロンティアでは、危険な双子姉妹が率いる虚無思想の略奪者たちが生存者たちの安全を脅かしつつあった。『Far Cry 5』の直接的な続編、しかもポスト・アポカリプス世界が舞台という『Far Cry』シリーズとしては異例の試みが目立つ最新作だ。

『Far Cry 5』をクリアしたプレイヤーの中には、「ああ、このエンディングの後の世界を歩き回ってみたいな」と思った人もいるのではないだろうか。筆者は『Far Cry』シリーズに多少のマンネリを感じているものの、あのエンディング後の世界を見てみたいと切望していたこともあり、今作には期待を抱いている。またオープンワールドゲームにおいて核投下による文明崩壊のビフォア・アフターを、ここまでがっつり体験できるというのは貴重なケース。「ああ、マップのここがこう変わったんだなぁ」と比較しながら遊んでみたいと思う。
by Ryuki Ishii

 

『Life is Strange 2』(Ep.2~)

開発:DONTNOD Entertainment 販売:スクウェア・エニックス 機種:PC/PS4/Xbox One(国内展開未定)
発売予定時期:エピソード2 – 2019年1月24日

『Life is Strange』とは別の人物・舞台で展開されるシリーズ最新作。ひとつの町を中心に描かれた1作目とは異なり、2作目は兄弟2人が米国シアトルからメキシコを目指すロードトリップ物となっている。5エピソード分割配信が予定されており、2018年9月に配信されたエピソード1では主人公たちがシアトルから脱する物語の序章が描かれた。2019年1月に配信されるエピソード2では、また新しい町にて、新しい出会いが待っている。

『Life is Strange』=マックス&クロエというイメージが出来上がっている中、新しい主人公を迎えることで再びファンの心を掴むことができるのか。人気作品の続編、しかもその人気の大きな支えとなったキャラクター陣を排しての続編という挑戦を成功させることができるのか。そうした点に注目しながら、新しい主人公となる兄弟2人の行方を追っていきたい。
by Ryuki Ishii

 

『The Last of Us Part II』

開発:Naughty Dog 販売: Sony Interactive Entertainment 機種: PlayStation 4
発売予定時期:未定

前作から作中時間にして5年後の世界を描くことになる本作。コーマック・マッカーシーの「ザ・ロード」の影響をうけた(参照:Eurogamer)前作と比して大きな違いはエリーが年齢を重ね、主人公になっていることだろう。「ザ・ロード」の影響とは、身も蓋もなく言ってしまえば終末世界の「子連れ狼メソッド」=「親子のロードムービー方式」のことと解釈していいだろう。堀井雄二氏の師としても知られる小池一夫氏が生み出したこのメソッドは物語づくりにおいては定番かつ鉄板で『ゴッド・オブ・ウォー』でも採用されている。本作はその鉄板要素を離れ、少女が大人になる過程を描いた追加エピソード「Left Behind」に続く、エリー個人の物語となっているようだ。個人的にはエリーの新たな旅が悲劇でないことを望んでいるが、ノーティードッグがどんな物語でプレイヤーの心を震わせてくれるのか、いまから大いに期待している。
by Masahiro Yonehara

 

『エースコンバット7スカイズ・アンノウン』

開発:バンダイナムコスタジオ 販売:バンダイナムコエンターテインメント 機種: PS4/Xbox One/PC
発売予定時期:PS4/Xbox One – 2019年1月17日、PC – 2019年2月1日

2019年といっても、この記事が公開される頃にはまもなく発売される期待の一本。『エースコンバット6解放への戦火』以来、12年ぶりのナンバリングタイトルとなる。個人的な期待は『エースコンバット04シャッタードスカイ』、『エースコンバット5ジ・アンサング・ウォー』以来となる片渕須直監督のシナリオだ。大ヒットした(いや現在も大ヒット中と言うべきか?)アニメ映画「この世界の片隅に」以来の片渕監督の仕事が楽しみでならない。その他、本作の注目点といえば「VRモード」とPC版の発売だろう。「VRモード」のためにPlayStation VRを買ったという方も多いだろう。ただひとつ残念なのは「VRモード」がプレイできるのはPS4だけという点。今回、我が家のVIVE Proの出番はなし。これはもう、PlayStation VRを買うしかないか。
by Masahiro Yonehara

 

『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』

開発:フロム・ソフトウェア 販売:アクティビジョン 機種:PC/PS4/Xbox One
発売予定時期:2019年3月22日

『ダークソウル』シリーズでお馴染みのフロム・ソフトウェアの新作『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』。同社の作品『天誅』の影響がある事も明言されているのは、『天誅』ファンとして嬉しい限りだ。

宮崎英高ディレクターによると、本作はこれまでのフロム作品以上にチャレンジングな、ハイレベルな挑戦が得られるとの事。歯ごたえのあるアクションゲームが好きな人に、是非オススメしたい。

トレイラーの美麗な風景と大迫力な戦闘シーンは、まさに圧巻の一言。手裏剣による遠距離攻撃や、義手を鉤縄として使う立体的なアクションなど忍者好きには堪らない作品になるだろう。
by Naoya Ito

 

『ファイアーエムブレム 風花雪月』

開発:任天堂/インテリジェントシステムズ 販売:任天堂 機種:Nintendo Switch
発売予定時期:2019年春

『ファイアーエムブレムif』『ファイアーエムブレムEchoesもうひとりの英雄王』と、傑作が続く『ファイアーエムブレム』シリーズの新作『ファイアーエムブレム 風花雪月』。実に12年ぶりの据置FEとなっている。

今回は軍と軍がぶつかり合う激しい戦いに拘ったとの事で、予告映像では大迫力の集団戦が繰り広げられている。ペガサスナイトが飛び交い、矢と魔法、剣と槍がぶつかり合う美しくも残酷な戦場。これぞファイアーエムブレムだと快哉を叫びたくなる秀逸なPVは必見だ。ペガサスナイトを極めるのは大前提として、今作の新ヒロイン・エーデルガルトの斧ガールという新境地も楽しみ。

モバイルゲームである『ファイアーエムブレム ヒーローズ』も非常に好評であり、破竹の勢いを持つファイアーエムブレム。シリーズ未経験の方も、本作を機会にこのビッグウェーブに乗ってみては如何だろううか。
by Naoya Ito

 

『キングダムハーツ III』

開発:スクウェア・エニックス 販売:スクウェア・エニックス 機種:PS4/Xbox One
発売予定時期:2019年1月25日

『KH Ⅱ』をプレイしてから13年……数々の外伝、過去編を経て遂に発売を目前に控えたシリーズ最新作『KH Ⅲ』。制作発表当時から抱いていた期待は先日行われたTGS2018での体験版にて確信へと変わり、いまはその確信が現実のものへと変わるのを今か今かと待ちわびているところだ。

アクション周りが素晴らしいということは既に触って確認済みであるため、現在の関心は10年以上かけて精錬された物語にある。

今作旅するディズニーの世界はどういった内容になるのか、主人公であるソラ達と宿敵ゼアノートとの因縁はどういった決着を迎えるのか、そして決着の先にどのような未来が示されるのか。後もういくつ寝ると発売日?ワクワクが止まらない。

2019年は昨年に引き続きさまざまな期待作が怒涛の勢いで迫りくる波乱の年になりそうだが、私は本作で最高のスタートダッシュを切りたいと思う。
by Takayuki Sawahata

 

『Spire of Sorcery』

開発: Charlie Oscar Lima Tango Interactive Entertainment 販売: The Merchant Guild of Rund (Limited) 機種: PC
発売予定時期:未定

2019年もゲーム業界にとっては豊作な年となりそうだが、筆者が特に期待するのは、過去に弊誌でも取り上げた本作だ。プレイヤーが操るのは禁断の地へと逃げ込んだ老魔術師。自らの拠点たる魔法の塔で弟子たちを鍛え上げ、若返りの秘薬を求めて各地に派遣するストラテジーゲームである。

各地には狂暴なモンスターが生息しており、さらには魔術師を狩ることを使命とする「審問会」の存在もあって、探索には非常な危険がともなう。また、弟子たちの中には裏切者も存在し、彼らに命を狙われることもあると言う。しかし本作最大の敵は「老い」である。時の流れは平等にして残酷で、それはプレイヤーの分身たる魔術師ですら例外ではない。老いは魔術師の力を弱め、塔の防衛に力を割くことすら難しくなるほどに衰弱させる。果たして老いに蝕まれるその前に、秘薬を手に入れることが出来るのか。ありそうで無かった魔術師の人生シムとも言える本作だが、ありがたいことに日本語にも対応予定という。リリースされるその時を楽しみに待ちたいところだ。
by Kouzou Suzuki

 

『Aquanox Deep Descent』

開発: Digital Arrow 販売: THQ Nordic 機種: PC
発売予定時期:未定

本作は深海を舞台とした、RPG要素のある主観視点のシューティングゲームだ。同名シリーズのリブート作品である。日本でも10数年前に「アクアノックス2」というタイトルで二作目のみ販売されていたことがあり、ご記憶の方もいるかも知れない。舞台となるのは22世紀の地球。環境汚染や温暖化の影響により、人類は海底への移住を余儀なくされた。しかし未だ争いは絶えず、4つの勢力に分かれて抗争が続いている。また、海には狂暴に進化した生物も存在し、海底都市間の移動すら困難が付きまとう。

そんな過酷な世界の移動手段となるのは、武装した潜水艇である。プレイヤーは潜水艇の一隻に乗り、時にさまざまなミッションをこなして収入を得ながら探索を続けていくことになる。潜水艇の細やかなアップグレードは本作の特徴と言えるだろう。エンジンや武装などは当然として、スキャナー範囲や潜水深度なども強化が可能となっているようだ。自分のプレイスタイルに合わせて潜水艇を強化しながら、海底という一味変わった舞台を冒険する本作。日本語にも対応予定とのことで、リリースが楽しみな一作である。
by Kouzou Suzuki

 

『Sparklite』

開発元: Red Blue Games 販売: Merge Games 機種: PC/PS4/Xbox One/Nintendo Switch
発売時期:2019年秋

今年初めに書いた「2018年期待のゲーム」がともに出ておらず、確実に発売されるであろうゲームをあげようかと思ったものの、今年も2019年(予定)のロマン枠であげさせていただく。『Sparklite』は、2Dの『ゼルダの伝説』のような見下ろし型アクションゲームの性質を持ちつつ、クラフトや自動生成などを混ぜ込んだアクションRPG。システムだけで考えると、今年発売された『Moonlighter』に近い印象だ。同作も良い作品だったが、個人的には『Sparklite』はダンジョンだけでなく屋外フィールドがあることや、スチームパンクな世界観などが刺さった。キュートなドット絵もひとつの魅力。主人公Adaの愛らしさは特筆すべきものあり。開発期間がなかなかに長く、2019年秋という発売予定時期的に今年出るのかちょっと怪しい感じもするものの、ものすごく楽しみな一作なので、ぜひ発売してくれることを期待したい。
by Minoru Umise

 

『Re:Legend』

開発元: Magnus Games 販売: 505 Games 機種: PC/PS4/Xbox One/Nintendo Switch
発売予定時期:2019

もうひとつは「出てくれないと困る」枠で『Re:Legend』を推させていただく。『Re:Legend』は、Etika地方に位置する謎の島Vokkaを舞台としたスローライフRPG。『ルーンファクトリー』や『ファンタジーライフ』『デジモンワールド』から影響を受けており、農作物の栽培や動物の飼育、釣りや伐採をしながらも、Magnusと呼ばれるモンスターを育成していく。Magnusは島に住まう敵との戦いで活躍してくれるだけでなく、日常的な作業の手伝いもしてくれる。さらにさらに、本作はマルチプレイにも対応予定。友人とのんびりとした島暮らしが体験できる。本作は505 Gamesとの提携やPCだけでなくNintendo Switch/PS4/Xbox Oneなどコンソール向けの発売が決まっており、スケールの大きさも相まって期待が寄せられているが、発売日が伸び続けている。Kickstarterのページの最近の更新では「半年前に発売されるはずだったのに、アルファの準備をしているとは何事だ」とバッカー達の苛立つコメントが散見される。2019年中にはきっと発売されるだろう、もしくはしてもらわないと困るという意味で、このリストに連ねさせていただく。
by Minoru Umise

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