ゆずソフトの美少女ADV『サノバウィッチ』『RIDDLE JOKER』全世界セールス20万本を突破。“圧倒的に好評”の2作、根強い人気で大台達成

 

国内の美少女ゲームメーカーゆずソフトは3月5日、『サノバウィッチ』および『RIDDLE JOKER』の全世界セールスが20万本を突破したことを公式Xアカウントにて発表した。両作は全年齢版がPC(Steam)向けに、18禁版がPC(FANZA/パッケージ)向けに発売中だ。


『サノバウィッチ』はゆずソフトが手がけた美少女アドベンチャーゲームだ。他人の気持ちを感じ取れる主人公、保科柊史はクラスの人気者である綾地寧々の衝撃的なシーンを見てしまう。その“事件”を機に2人は秘密を共有し、急接近。保科柊史は「魔女」という存在とその代償、そして魔女の活動について知り、日常は慌ただしいものへと変わっていくこととなる。

また『RIDDLE JOKER』も同様に、ゆずソフトが手がけた美少女アドベンチャーゲームだ。舞台となるのは20世紀末期にある粒子が発見され、超能力が「アストラル能力」として受け入れられるようになった時代。主人公となる在原暁は、アストラル能力を使って活動する秘匿組織のエージェントだ。そんなある日、在原暁に指令が下る。それは妹の在原七海とともに学院に潜入すること。しかしその任務生活の中で、三司あやせに正体がばれてしまうことに。とはいえ同時に在原暁も三司あやせの秘密を握ることとなり、そこから物語は動き始める。

そんな両作品の全世界セールスが20万本を突破したかたちだ。Xではゆずソフト公式アカウントよりユーザーへの感謝の投稿がおこなわれている。


『サノバウィッチ』は18禁ソフトが2015年にリリースされた。その後2018年に日本語/英語表示対応のSteam版がパブリッシャーのNekoNyanよりリリースされていた。そしてさらに、2023年にHIKARI FIELDから、フルHD・日本語/中国語表示対応版の『サノバウィッチ』がリリースされた(関連記事)。

そして『RIDDLE JOKER』はゆずソフト10作目として18禁ソフトが2018年にリリース。Steam向けには2020年にリリースされた。『サノバウィッチ』などの販売を手がけたNekoNyanおよびHIKARI FIELDが本作でもパブリッシングを担当している。

両作は高い人気を誇っており、『サノバウィッチ』はGetchu.comによるGetchu美少女ゲーム大賞で2015年の総合部門2位にランクイン。『RIDDLE JOKER』は同大賞において2018年の総合部門3位にランクインしていた。またSteam版では双方ユーザーレビューにて「圧倒的に好評」ステータスを獲得。個性豊かなキャラクターやストーリーが高い評価を受けている。

なお両作のSteamユーザーレビューにおいては、外国語ユーザーからのレビューが多く、その中でも簡体字・繁体字中国語が多くを占めている。特に『サノバウィッチ』では中国語表示に対応したバージョンがリリースされたこともあり、こちらは全レビューの約98%を占めている。両作ともに英語表示や中国語表示に対応していることもあり、海外ユーザーも遊びやすいのだろう。


またゆずソフトの作品としては、今年2月に『千恋*万花』の全世界セールスが50万本を突破していることが公式Xアカウントより発表されていた(関連記事)。同作も『サノバウィッチ』『RIDDLE JOKER』と同様に英語表示に対応している。グローバル展開され海外ユーザーからも高い人気を獲得していることがゆずソフト作品のセールスを後押ししている側面もありそうだ。

今回そんなゆずソフト作品である『サノバウィッチ』および『RIDDLE JOKER』についても、全世界セールス20万本を達成したかたち。根強い人気を博す両作の、今後の勢いも注目されるところだろう。

サノバウィッチ』『RIDDLE JOKER』はPC(Steam/ Windows)向けに配信中だ。