Rockstar Gamesが『Red Dead』シリーズ新作を示唆、一方でその赤い画像がパロディ合戦に発展へ


『Grand Theft Auto』シリーズの開発元として知られるRockstar Gamesは10月16日、公式Twitterアカウントを通じて赤い背景に同社のロゴを配した画像を突如投稿した。何もコメントは添えられていないが、この画像はRockstar Games公式サイトのスプラッシュページとしても使用され、新作ゲームの発表を示唆しているものではないかとの推測を呼んだ。

少し汚れた真っ赤な背景であることから、タイトルに“赤”がつく『Red Dead』シリーズ新作ではないかとの期待が高まる中、翌17日に新たな画像が投稿された。それは同じく赤い背景ながら、夕日をバックに立つ7人のカウボーイらしき人物のシルエットを描いたものだ。両ツイートはともに11万回以上リツイートされ、『Red Dead』シリーズファンの期待はすでに確信とともに最高潮に達している。その影響からか、Rockstar Gamesの親会社Take-Two Interactiveの週明けの株価は約5パーセント上昇した。

『Red Dead』シリーズはアメリカの西部開拓時代を描いたアクションゲームで、2004年に一作目の『Red Dead Revolver』が、そして2010年に『Red Dead Redemption』が発売された。オープンワールドであることから「西部劇版Grand Theft Auto」と評されることもある人気シリーズだ。

今回Rockstar Gamesが公開した画像が大きな話題となる一方で、人気ゲームシリーズ(と思われる)ならではという動きも出てきている。その画像を使い、多くのゲーマーがパロディ画像を投稿し始めたのだ。KotakuPC Gamerなどでがその様子がまとめられているが、『Final Fantasy XV』で車から身を乗り出す主人公たちが盛大にパロディされた頃を思い出させる状況だ。そして、ついにはその『Final Fantasy XV』など、さまざまな公式Twitterアカウントも“祭り”に参戦する事態に発展している。以下にその一部を紹介する。

Rockstar Gamesによる一連のツイートは日本時間午後10時に投稿されているため、今夜もまた新たな画像が投稿されるかもしれない。これらが『Red Dead』シリーズの新作なのか、あるいはリマスター版なのか、はたまたまったく別のゲームの発表を示唆しているのか。しばらく彼らの動向から目が離せそうにない。

余談ではあるが、Take-Two Interactiveは「reddead.online」というドメインを2015年に取得している。今回の動きと何か関連はあるのだろうか。

【UPDATE 2016/10/18 17:00】 一部、パロディアカウントのツイートや画像を削除しました。