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15年続くタワーディフェンス『Kingdom Rush』シリーズ、新作が出たのになぜか初代のほうが大盛り上がり。“同接2万弱”で過去最高値を大幅更新
『Kingdom Rush 6: Genesis TD』がリリースされたが、シリーズ最初の作品である『Kingdom Rush - Tower Defense』が新作以上に賑わう事態となっている。

デベロッパーのIronhideは9月24日、タワーディフェンスゲーム『Kingdom Rush 6: Genesis TD』をリリースした。そんな中、シリーズ最初の作品である『Kingdom Rush – Tower Defense』が新作以上に賑わう事態となっている。
『Kingdom Rush – Tower Defense(以下、Kingdom Rush)』は、2011年にブラウザ版が公開されたタワーディフェンスゲームである。プレイヤーは押し寄せてくるゴブリンやトロール、凶悪な魔法使いといった敵の大群から拠点を守るため、兵士たちを指揮することになる。ブラウザで手軽に遊べるタワーディフェンスとして人気を博し、多くのプラットフォームにて移植版が順次リリースされてきた。現在の対応プラットフォームはiOS/Android/PC(Steam/Humble Store/GOG.com)/Nintendo Switch/XBOX Series X|S/XBOX One。

ゲームでは、拠点を目指して道を進んでくる敵の群れを、道の周りにある特定のポイントにタワーを建設して防ぐことになる。建設できるタワーとしては、弓兵・魔法使い・大砲といった一定範囲内を攻撃するもの以外に、建設地点の近くの道に兵士を配置して敵を足止めできる兵舎があるのが特徴だ。資金を使うことで各種タワーを強化できるほか、ステージクリア時の戦績によって得られる星を使って各種アップグレードも可能となっている。強化の方針次第でさまざまな戦略を生み出せるだろう。
『Kingdom Rush』のSteam版は2014年1月にリリースされたものの、ブラウザ版が無料で遊べる作品ということもあり、リリース直後のピーク時の同時接続プレイヤー数は2000人弱に留まっていた。とはいえ、たびたび50%以上のセールも開催されており、じわじわと長くプレイされ続けてきた作品だ。本稿執筆時点でSteamユーザーレビューは約1万5000件にも及び、そのうち97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど、極めて高い評価を受けている。


そんな『Kingdom Rush』が、今までのピークを大きく上回る活況に沸いている。Steam同時接続プレイヤー数は、本稿執筆時点の直近24時間のピーク時で、これまでの最高値の約10倍に迫る1万7566人を記録しているのだ(SteamDB)。リリースから12年、ブラウザ版の公開から数えれば15年となる作品としては、異例の盛り上がりを迎えているかたちだ。
こうした盛況に至った要因としては、まず新作のリリースにより『Kingdom Rush』シリーズに注目が集まったことと、本作が過去最高の割引率となる90%オフのセール中であることが挙げられるだろう。注目が集まるタイミングで、わずか98円で購入できる本作が新しいプレイヤーを獲得したというわけだ。
また、新しくリリースされた『Kingdom Rush 6: Genesis TD』は、本稿執筆時点で約2300件のSteamユーザーレビューのうち、約64%が好評とする「賛否両論」ステータスとなっている。『Kingdom Rush』シリーズについてはタワーの種類やヒーローの存在など拡張を続けながらもタワーディフェンスらしい、試行錯誤する面白さが持ち味となっている。一方で同作のレビューでは、そうした攻略の自由度に対する指摘が多い。ゲーム中で得られる資金が少なすぎて戦略を試せないといった声や、ステージクリア時の最高評価を得るために特定の配置を強要され戦略の幅が狭いといった意見が寄せられている。また、価格については10%オフのセール中で2340円となっている。こうした中で、大幅に安い98円で購入でき「圧倒的に好評」ステータスを獲得している元祖『Kingdom Rush』が注目を集めたのかもしれない。
『Kingdom Rush – Tower Defense』は、iOS/Android/PC(Steam/Humble Storee/GOG.com)/Nintendo Switch/XBOX Series X|S/XBOX One向けに配信中。Steamでは現在セールが開催されており、日本時間10月9日午前2時まで定価の90%オフとなる税込98円で購入可能だ。
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