“Steamでは発売禁止”人間牧場ホラー『HORSES』いきなり日本語実装へ。問題作だけど高評価、「馬マスク裸人間」牧場での奇怪なひと夏

Santa Ragioneが手がける『HORSES』について日本語版が6月16日にリリースされることが発表された。

ゲーム翻訳者のラブムー氏は6月15日、Santa Ragioneが手がける『HORSES』について日本語実装アップデートが6月16日22時にリリースされることを発表した。本作はSteam/Epic Gamesストアにて販売禁止を言い渡された問題作であり、その体験をついに日本語でプレイすることができる。対応プラットフォームはPC(GOG.com/itch.io)で、価格は4.99ドル(約700円)だ。

『HORSES』は一人称視点のホラーアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは大学生として夏休みに農場の手伝いに行く。農場には気さくなおじさんがおり、日々馬の世話として単純な仕事を手伝っていく。しかし、その馬たちはどう見ても馬のマスクを被った裸の人間たちである。プレイヤーはそのような異常な農場で“共犯者”として14日間にわたり、服従心、協力関係、自制心を試されるさまざまな出来事に遭遇していく。

本作はモノクロで描かれたゲーム画面と実写映像が特徴だ。人間を世話するという異常な体験が古風なモノクロで描かれることで不気味さに拍車をかける。また、テレビ画面や水やりの様子などが実写のフルモーションビデオで描かれることで現実感をより感じられるつくりになっている。

ところで本作はリリース前に複数のプラットフォームから過激な描写を巡って発売禁止を受けるという一騒動があった。本作の開発元であるSanta Ragioneが、Steamで配信がされないことを11月26日に発表(関連記事)。さらにEpic Gamesストアでは、発売日である12月3日の24時間前にEpic Gamesからガイドライン違反などを理由に配信できない旨の通達が送られてきたという(関連記事)。

そのような出来事から注目を集めた本作はGOG.comにて現在約800件のレビューで星4.3の評価を獲得。ジャンプスケアや過激な描写ではなく、じわじわと精神を蝕むようなホラー体験が好評を集めている。メディアからも高い評価を受けており、インディーゲームを対象とした「2026 Independent Games Festival Awards」では革新的な作品を表彰する「Nuovo Award」を受賞したほか、他アワードにおけるGame Of The Yearにあたる「Seumas McNally Grand Prize」へのノミネートもされた。

そんな本作の日本語がついに6月16日22時のアップデートでリリースされる形だ。翻訳を手がけるのはラブムー氏。同氏はこれまでにも『Mediterranea Inferno』や『CLeM』などの多数の作品を翻訳している。言語の壁で話題作をプレイできていなかった方はこの機会にプレイしてみてはいかがだろうか。

『HORSES』はPC(GOG.com/itch.io)向けに配信中だ。価格は4.99ドル(約700円)で6月16日に日本語版が配信される。

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Genki Hashimoto
Genki Hashimoto

インディーメインに一人称酔い意外は全てを愛するゲーマー。趣味は翌週のsteamリリース全チェック。

記事本文: 51