唾液飛ばし生物アクション『Garbanzo Quest』Steam“100%好評”。武器は「吐いた唾」、だけど一発ネタじゃない丁寧ギミック


個人ゲーム開発者のZachary Gardner氏は9月4日、『Garbanzo Quest』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)。本作は、発売後さっそく好評を博している。

『Garbanzo Quest』は、唾を武器にユーモアあふれる世界を冒険する、横スクロール2Dアクションゲームだ。ソロプレイおよび2人での協力プレイに対応している。プレイヤーが操作するGarbanzoは、唾を弾のように吐き出すことができるキャラクターだ。

吐いた唾の弾によって敵を攻撃できるほか、ステージのギミックを発動させたり、ブロックなどの障害物を壊したりすることも可能。弾の発射回数に制限はなく、いつでも何度でも唾を吐き出すことができるようだ。画面内に出現する敵はジャンプで避けたり、攻撃をかわしたりしつつ唾の弾で倒していく。ステージを進み、助けを求めるGarbanzoの友人たちを救出することが本作の主な目的となる。


ステージ上には、さまざまなギミックや敵キャラクターが存在。強力なボスと戦う要素も用意されている。また、いくつかのステージをクリアすることで、フィールド上に新たな秘密の通路が見つかることもあるようだ。プレイヤーは本作に独特な攻撃手段を活かして敵と戦いつつ、ユニークで遊び心のある世界を冒険していくことになる。ちなみに、操作キャラクターは帽子で着飾ったり、色を変更したりして自分の好きな見た目にカスタマイズすることが可能となっている。


本作は2022年9月に早期アクセス配信を開始。9月4日に正式リリースされ、さっそく好評を得ているようだ。本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは、約80件中100%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。ほどよい難易度のアクションや斬新なギミック、ユーモアたっぷりなキャラクターたちとの会話などが高く評価されている。さらに、開発者であるZachary Gardner氏が制作したゲームBGMも好評のようだ。「唾」を武器にするというコンセプトは尖っているものの、2Dアクションとしても堅実に仕上がっているわけだ。


本作を手がけたのは、個人ゲーム開発者のZachary Gardner氏。本作は、同氏がひとりで3年をかけて作り上げた初のゲーム作品であるとのこと。初作品であるにもかかわらず、同氏が立ち上げたクラウドファンディングでは長期的に支援が集まるなど、かねてより本作には期待が寄せられていたようだ。

『Garbanzo Quest』は、PC(Steam/itch.io)向けに配信中。Steamではスペシャルプロモーションとして、9月11日まで25%オフの1050円で購入することが可能となっている。