“別の人生体験”サンドボックスRPG『Streets of Fortuna』発表。こそ泥から料理人まで、好きな生き方で下剋上

 

デベロッパーのKitfox Gamesは6月10日、『Streets of Fortuna』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、発売時期は未定。

『Streets of Fortuna』は、サンドボックスRPG。本作の舞台となるのは、ローマ帝国風の都市であるFortunaだ。プレイヤーはこの都市に、腹ぺこの無一文で辿り着いた流れ者となる。世界一裕福な都市といわれるこのFortunaにて、寝床と食事の確保から身を立てていくのだ。


本作の特徴は高い自由度にあるという。本作でプレイヤーは、どのように身を立てるも自由。守衛の目を盗んでこそ泥や盗品売買をしてもよいし、鍛冶屋を営んでもよいし、料理人になってもよい。最終的には都市を牛耳る「The Overlord」に挑む下剋上が、大きな目標としてあるようだ。その中では、さまざまな派閥による争いの中をうまく立ち回ることも必要となるようだ。一本道ではなく、混沌から生まれるプレイヤーそれぞれの物語を辿るような作品だという。

本作のゲームプレイシステムとしては、密度の高い都市で自由に活動可能。ジョブやクラスシステムなどはなく、さまざまなスキルを成長させて望みの活動に充実するかたちだという。都市にはAI住人たちが息づいており、コミュニティなどもシミュレートされているとのこと。そして本作は高評価のドワーフ生活シム『Dwarf Fortress』開発者らのコンサルティングのもと開発されているそうだ。


本作を手がけるKitfox Gamesは、過去に『Moon Hunters』や『Boyfriend Dungeon』を手がけたほか、前述の『Dwarf Fortress』Steam版などのパブリッシングを担当している。『Streets of Fortuna』は、Kitfox Gamesとして開発したなかで最大規模の作品となるとのこと。

『Streets of Fortuna』はPC(Steam)向けに発売予定。