妖怪あつめ冒険RPG『Home of the Yokai』発表。セミオープンワールドの旅で多彩な妖怪たちと出会い、一緒に村づくり
デベロッパーのRAYKA STUDIOは3月5日、『Home of the Yokai』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。リリース日は2024年内を予定している。
『Home of the Yokai』はRPGだ。舞台となるのは古代の国。そこには妖怪が生息しており、人間との友好関係を築いていた。プレイヤーはYokai Keeperと呼ばれる職業を目指す主人公を操作し、古代の国を旅する。マップはセミオープンワールドとして構築されているそうで、2Dと3Dを織り交ぜたグラフィックも特徴となりそうだ。
旅の中では、さまざまな妖怪と出会うことになるものの、邪悪な存在の影響で多くの妖怪が堕落してしまっているという。主人公は妖怪を浄化しつつ仲間に加え、冒険を進めていくようだ。また本作には村を拡大させる要素もあり、妖怪たちに園芸や採掘、料理、工芸といった、多様なタスクを担当させることも可能だそうだ。
またオートバトルで進行するという戦闘においても妖怪は頼もしい存在となる模様。トレイラーやストアページでは、戦闘に突入した際に仲間の妖怪を自陣に配置している様子が確認できる。また後ろから遠距離の攻撃を繰り返す妖怪や、敵に向かって体当たりをおこなう妖怪などもいるようだ。妖怪の特徴や強みを活かして配置を考えることが重要となるだろう。
妖怪は300種類以上存在するとのこと。なかには進化をして姿かたちが変わる妖怪もいるようだ。妖怪はお守り(charms)を用いて捕獲、あるいは封印することができるという。積極的に捕まえて、仲間にしていくことになるのだろう。
そんな妖怪たちとの旅では、13人のYokai Keeperや村の仲間にできる9人のキャラ、そして5人の強力な魔王(demon lords)と出会うことになるという。旅の終わりには世界の秘密が待ち受けているとのことで、ストーリー面での展開も気になるところだ。
本作を手がけるのは、中国・杭州を拠点とするインディーゲームデベロッパーRAYKA STUDIO。同スタジオは過去作としてローグライク・ストラテジーゲーム『Prime of Flames』をリリースしている。本稿執筆時点でSteamユーザーレビューにて839件中88%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得する高評価作品だ。本作『Home of the Yokai』ではジャンルをアドベンチャーRPGに変え、3Dグラフィックやセミオープンワールドなど新たな要素を取り入れた野心的な新作となる様子。続報にも注目したい。
『Home of the Yokai』はPC(Steam)向けに2024年内リリース予定だ。