新型グラボ「GeForce RTX 40」SUPERシリーズ発表、1月中に順次発売予定。「RTX 4070」「RTX 4080」が上位モデルでよりパワフルに

 

NVIDIAは1月9日、「GeForce RTX 4080 SUPER」「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」「GeForce RTX 4070 SUPER」を発表した。「GeForce RTX 4080 SUPER」は1月31日より順次発売予定、価格は999ドル(約14万4000円)からとなる。また「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」は1月24日から発売される予定で、価格は799ドル(約11万5000円)から。「GeForce RTX 4070 SUPER」は1月17日発売予定で、価格は599ドル(約8万6000円)からとなっている。


GeForce RTX 40シリーズは、NVIDIAが展開するグラフィックボードのシリーズのひとつだ。同シリーズは複数製品が展開されており、2022年から昨年にかけて、最上位モデル「GeForce RTX 4090」から安価なモデル「GeForce RTX 4060」などが発売されている。

そして今回、新たにGeForce RTX 40 SUPERシリーズとして、「GeForce RTX 4080 SUPER」「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」「GeForce RTX 4070 SUPER」が登場するかたちだ。本シリーズは「GeForce RTX 4090」と「GeForce RTX 4070」の中間の選択肢を提供するようなラインナップとなっている。


性能としては、新シリーズのうちもっとも安価な「GeForce RTX 4070 SUPER」では、1440pの画面解像度・グラフィックの最高設定において、数多くの最新ゲームで安定したフレームレートを達成しているとのこと。たとえば『Alan Wake 2』では超解像技術DLSSを使用し、レイトレーシングをオンにしたグラフィック設定で60 fps以上を記録しているとのことだ。また「GeForce RTX 3070」「GeForce RTX 2070」とのスペック比較表が用意されており、そこでは性能の向上以外にも、電力消費の項が存在。これによると、RTX 3070では平均215WのところをRTX 4070 SUPERでは200Wで1.5倍以上のパフォーマンスを実現するとのことだ。

また「GeForce RTX 4080 SUPER」については、4K解像度におけるフルレイトレーシング(パストレーシング)、および生成AIアプリケーションに最適だとされている。『Alan Wake 2』『サイバーパンク 2077』といったタイトルにおいて、すべてのグラフィック設定を最大まであげて、フルレイトレーシングを利用した状態でも快適にプレイできるそうだ。またDLSSフレーム生成を使用した場合、「GeForce RTX 3080 Ti」の2倍のパフォーマンスになると謳われている。そのほかの詳細なスペックや他シリーズとの比較については、公式サイトを確認されたい。


「GeForce RTX 4080 SUPER」は1月31日より発売予定で、価格は999ドル(約14万4000円)からとなる。また「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」は1月24日から発売される予定で、価格は799ドル(約11万5000円)から、「GeForce RTX 4070 SUPER」は1月17日発売予定で、価格は599ドル(約8万6000円)からとなる。