ターン制タクティカルRPG『Jagged Alliance 3』にて「日本語対応応援プロジェクト」実施中。Steamウィッシュリスト登録を呼びかけ


THQ Nordic Japanは11月15日、ターン制タクティカルRPG『Jagged Alliance 3(ジャギドアライアンス 3)』の最新トレイラーを公開。あわせて本作の「日本語対応応援プロジェクト」の案内を公式サイトに掲載した。

本作は、PC版が今年7月に先行してリリースされており、国内PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S版は本日11月16日に発売予定。ただし、現時点で本作は日本語表示には対応していない。


『Jagged Alliance 3』は、ターン制タクティカルRPG『Jagged Alliance』シリーズの最新作だ。開発は『トロピコ』シリーズなどで知られるHaemimont Gamesが担当。舞台となる資源豊富ながらも政治的に断裂した国Grand Chienでは、大統領が謎の失踪を遂げたのち、悪名高い武装組織the Legionが国家を掌握。そこで大統領の家族は、軍事会社Adonis社から熟練の傭兵たちを雇い入れた。

本作にてプレイヤーは傭兵たちを率い、大統領を救出して国家の危機を乗り越えることを目指す。傭兵はそれぞれ独自の個性・クセ・背景をもっており、シリーズおなじみのキャラクターも登場。その中から部隊を編成してターン制バトルに挑むのだ。支配地域を拡大させていくなかでは、さまざまな武器や装備を獲得でき、また傭兵のカスタマイズも可能。このほか、本作はオンラインでの2人協力プレイにも対応する。

 


先述したとおり、本作はPC版が先行配信され、本日11月16日には国内PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S版も発売される。ただ、日本語表示には対応しておらず、予定もされていない。なおPC(Steam)版においては、有志制作の日本語化Modが配布されている。そうしたなか本作の国内公式サイトにて「日本語対応応援プロジェクト」の案内が掲載された。『Jagged Alliance 3』のSteamストアページにて本作をウィッシュリストに登録することで、“日本語対応を応援”できるという。

Steamのウィッシュリストとは、登録したゲームの発売やセール開始などの通知を受けることができる機能だ。一方開発者にとっては、自身の作品への消費者の興味を測ることができる機能となる。たとえば、登録者の国・地域別に数字を確認できるため、それを参考にローカライズする言語を決めるといったことがおこなわれている。

今回の日本語対応応援プロジェクトは、おそらく日本から一定数のウィッシュリスト登録が集まれば、本作の公式日本語対応実現に繋がる可能性がある、というものなのだろう。見方を変えれば、本作の日本語対応にどのくらいの需要があるのか、THQ Nordic Japanとしても計りかねる状況にあるのかもしれない。本作の日本語対応を希望する方は、Steamストアページにて本作をウィッシュリストに登録しておこう。


『Jagged Alliance 3(ジャギドアライアンス 3)』は、PC(Steam/GOG.com)版が現在発売中。PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S版は本日11月16日に発売予定だ。