万物破壊シューター『THE FINALS』PC・コンソール向けオープンベータテスト絶好調。Steamでは15万人以上が同時に遊ぶ

 

ネクソンは10月26日、『THE FINALS』のオープンベータテストを開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation 5/Xbox Series X|Sで、期間は11月5日までとなる。6月以降、約4か月ぶりとなる本作のベータテストは大盛況となっているようだ。


『THE FINALS』はEmbark Studiosが手がける、基本プレイ無料の対戦FPSゲームだ。プレイヤーはエンタメショーマッチである「THE FINALS」と呼ばれるゲームに参加し、富や名声を獲得するためバーチャル世界にて、熾烈なチーム戦を展開することとなる。さまざまなロケーションを模したアリーナ(マップ)にて、あらゆるものを破壊可能な点が本作の持ち味だ。

また銃撃だけでなく多様な戦略が存在する点も特徴。刀を手に敵に忍び寄る、爆発物を用いて敵ごと建物を吹き飛ばすといった柔軟な戦い方が可能だ。さらに多彩なスキルや幅広い武器、ガジェットを駆使してチームを勝利に導くこととなる。

本作は今年3月と6月にPC(Steam)向けのクローズドベータテスト(以下、CBT)を実施。第1回、第2回ともに同時接続プレイヤー数は1万人を超え、第2回では最大で2万人以上を記録し、人気となっていた(関連記事)。そして10月26日からおこなわれている本作のオープンベータテストでは、対応プラットフォームをPS5/Xbox Series X|Sにも拡大。さらにこれまでのCBTを受けた改善や変更点の検証のほか、新モード「コインダッシュ」や新マップ「スカイウェイ・スタジアム」が追加されている(関連記事)。


そんな『THE FINALS』のオープンベータテストは、Steamにてさっそく多くのユーザーを集め、大盛況となっているようだ。SteamDBによると、オープンベータテストが開始されたあと同時接続プレイヤー数は順調に上昇。10月27日は同時接続プレイヤー数が10万人前後で推移していた。参加プレイヤー数の多さに、本作公式Xアカウントでは一時的にログインキュー(順番待ち)を導入する予定も告知された。

その後もプレイヤー数は増加を続け、本日10月28日にはSteam上で最大同時接続プレイヤー数が15万人を突破した。またSteamDBの「Most Played games(もっとも遊ばれているゲーム)」ランキングによれば、本作は本稿執筆時点において、Counter-Strike 2』『Dota 2』などに続いて、第5位を記録している。

今回はオープンベータテストということもあり、以前のCBTから同時接続プレイヤー数が大幅な増加を見せているかたちだ。本作の高い注目度と人気もうかがえる。なお一連の数字はSteam版のみの人数となるため、PS5/Xbox Series X|Sでのユーザーを加えると、同時接続プレイヤー数はさらに多くなるだろう。

THE FINALS』のオープンベータテストは、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sにて日本時間11月5日まで実施中だ。