Cygamesは10月27日、『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-(GBVSR)』の第2回βテストを11月10日から実施すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam)。11月13日15時59分までの期間、オンライン対戦や新モード「ぐらばとっ!」などが条件を満たしていれば誰でもプレイできる。
『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』は、『グランブルーファンタジー ヴァーサス(GBVS)』のシリーズ新作として開発中の、対戦格闘ゲームである。前作『GBVS』では『グランブルーファンタジー』を原作に、24名のキャラクターが登場。ボタンと方向で必殺技(アビリティ)を出せるシステムや、3Dグラフィックなどと共に、戦いが繰り広げられてきた。本作『GBVSR』では前作の24名に加えて、新たにアニラ/ジークフリート/ニーア/グリームニルの4名がプレイアブルキャラクターとして登場。アルティメットアビリティ/ダッシュ攻撃/レイジングストライクといった新アクションも導入されている。ロールバックネットコード方式の採用や、クロスプラットフォームでのオンライン対戦など、オンライン環境の変化も大きな特徴といえるだろう。
第2回βテストは、クロスプラットフォームによるオープンβテストとして開催される。テストはクロスプレイを含めた各種モードの品質テストを目的としており、Cygamesはテスト結果をもとに製品版の品質向上を実施。11月10日11時から11日9時59分までと、11日16時から13日15時59分までの2段階に分けて進められる。オープンβテストであるため、対象年齢を満たしていることや、日本/アジア/北米/欧州に住んでいることなど、いくつかの条件を満たしていれば誰でも無料で参加できる。なお使用するソフトについては、11月9日10時よりPS StoreおよびSteamからダウンロードできるそうだ。
今回のテストでは、PS4/PS5/Steam間のクロスプレイに対応したオンライン対戦やトレーニングモードがプレイできる。新キャラクターアニラも含めた26名が使用可能なほか、30人同時参加の新モード「ぐらばとっ!」も登場。メンテナンス中などには、VS CPUがプレイできるという。また第2回βテストは、前回のテストから多数の変更を加えたバージョンでの実施となるようだ。「バトル調整報告会」(関連記事)の内容によると、BP(ブレイブリーポイント)の仕様が大幅に変化しており、残BPに応じた被ダメージ補正などが追加。ダッシュ攻撃も大幅に変化しており、投げについても投げ抜けの猶予が大幅に減少している。またテクニカル(コマンド)入力については、クイック入力と比較してアビリティ/奥義のダメージが10%増加する仕様へと変更されている。今回のテストでは、多数の変更点も含めた内容が確認できるのだろう。
『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』は、PlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam)向けに11月30日発売予定。第2回βテストは、11月10日11時から開催予定だ。