『黒い砂漠』開発元新作オープンワールド『紅の砂漠』久々映像でゲームプレイいろいろ公開。犬を撫でて敵を投げ飛ばす、幅広い傭兵の生き様

 

韓国のPearl Abyssは8月23日、「gamescom: Opening Night Live」内にて『紅の砂漠(Crimson Desert)』の最新映像を公開した。公式ゲームプレイトレイラーでは、本作の戦闘やアクションなどが確認できる。なお本作においては、約2年ぶりの新映像公開となっている。

『紅の砂漠』は、Pearl Abyssの手がけるオープンワールドアクションアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、戦乱の中世ファンタジー世界「パイウェル大陸」だ。パイウェル大陸では、大陸を統一したデメニス王が病床につき、各勢力が独立を企んでいた。本作の主人公マクダフは、そんな世界で気性の荒い傭兵たちを統率。自らも一人の戦士として成長しながら、小さな傭兵団を率いて世界へ立ち向かうことになる。傭兵が痛みを抱えながらも時代を生き抜く、成長と挫折の物語が描かれるという。


今回公開されたトレイラーでは、実施のゲームシーンを使った映像を用いて、本作の多数の要素が明かされた。まず本作でマクダフは、さまざまな状況や相手と戦いを繰り広げていくようだ。トレイラー内では敵の兵士はもちろん、ゴブリンやドラゴンと戦っているシーンが確認できる。戦闘関連では近接戦闘に加えて、馬上での弓を使った戦いや、敵を放り投げるシーン、槍を使って壁を飛び越える場面なども存在。木や敵に登る動作も用意されており、多彩なアクションによってスピード感のある戦闘が展開されるのだろう。


戦闘以外にも、酒場での荒っぽいワンシーンから村で少年と向き合う場面まで、幅広い様子が映されている。要素としては、上空に浮かぶ建造物や気球での飛行、上空から滑空するアクションなども搭載。そのほか、のんびり魚を釣ったり、犬を投げたりすることもできるようだ。オープンワールドのアクション・アドベンチャーとして、幅の広いコンテンツが用意されているのだろう。なお本作を手がけているPearl Abyssは、『黒い砂漠』の開発・運営元である。本作では同社の次世代ゲームエンジンBlack Space Engineを用いて開発が進められているという。

紅の砂漠』は、Pearl Abyssにより開発中。コンソール/PC向けにグローバルリリース予定となっている。