ソウルライクTPS『レムナント2』最新アプデで全体的に難易度緩和&遊びやすく。被ダメ軽減・マルチ時の経験値まわりなどいろいろ調整

Gunfire Gamesは8月11日、『レムナント2(Remnant II)』PC版向けに最新アップデートを配信開始した。マルチプレイ時の遊びやすさ向上などが図られたバランス調整中心の内容となっている。

パブリッシャーのGearbox Publishing/デベロッパーのGunfire Gamesは8月11日、『レムナント2(Remnant II)』PC版向けに最新アップデートを配信開始した。コンソール向けにも実装され次第案内がおこなわれるそうだ。今回のアップデートでは、プレイヤーの被ダメージ量が全体的に緩和されているほか、マルチプレイ時の遊びやすさ向上が図られている。


『レムナント2』は、ソウルライクTPS『Remnant: From the Ashes』(以下、Remnant)の続編だ。舞台となるのは恐ろしいクリーチャーが蔓延る終末世界。プレイヤーは生き残った人類として未知の世界を探索し、どう猛なクリーチャーや神の如きボスに立ち向かうことになる。ゲームプレイ面では、ハイペースなTPSバトルと奥深い探索要素が特徴。武器には、ライフルから重火器、近接武器まで多彩な装備を入手できる。プレイヤーはそれぞれ独自のスキルとパークのセットがある多種多様なアーキタイプ(クラス)を選択し、自分なりのプレイスタイルを実現可能だ。

本作は日本時間7月26日の発売直後から、Steamにて多数の同時接続プレイヤー数を集める好調なスタートを切った。最大同時接続プレイヤー数は11万856人を記録しており、その後も数万人のプレイヤー数を維持している(SteamDB)。また8月1日には本作の売上が100万本を突破したことが明かされており、日本国内でも順調に売り上げていることが明かされている(関連記事1関連記事2)。


このたび本作に向けて最新アップデートが配信開始。バランス調整や遊びやすさ(QoL)向上、不具合修正が中心の内容となっている。遊びやすさ向上を図る調整においては、マルチプレイ時の被ダメージ増加率が最大15%から10%に減少。さらに通常蘇生時の無敵時間が0.7秒増加しており、マルチプレイ時に全滅しにくくなっていることだろう。またチームメイトが獲得した経験値の共有範囲が無制限に。以前は最大40mに設定されていた共有可能範囲が撤廃されたほか、死んだチームメイトも経験値を獲得できるようになっている。

さらにアーマー装備時の重量に応じた性能にも調整が加わっている。まずアーマー重量が「ライト」の場合ダメージ軽減値は約15%から25%に増加し、ドッジ(回避)の無敵時間も2フレーム分増加。「ミディアム」の場合のダメージ軽減率は約25%から30%に増加し、ドッジの無敵時間は1フレーム分増加。「最高」の場合はダメージ軽減率が約45%から50%に増加し、こちらもドッジの無敵時間が1フレーム分増加しているそうだ。

また敵の強化ステータスについて、それぞれの性能が調整。特に「悪意(Vicious)」をもつ敵の火力は増加率33%から15%に減少しており、上記のような調整も相まって戦いやすくなっていることだろう。そのほかウォレスがアンロック済みの隠しアーキタイプのエングラムを、すべてのキャラクター向けに販売してくれる変更も実施。キャラごとに隠しアーキタイプをアンロックする必要がなくなる調整となっている。


今回のアップデートではほかにもパフォーマンス向上や、多岐にわたる不具合修正も実施されている。詳細はこちらの公式パッチノート(英文)を確認されたい。

敵の強さや被ダメージが調整され、マルチプレイ時の難易度も緩和された今回のアップデート。特に高難易度にマルチプレイで挑む際に遊びやすくなるような調整となっていることだろう。なお本作に向けては現在、クロスプラットフォームプレイ機能実装に向けて積極的に取り組みが進められていることが伝えられている。こちらの続報にも注目したい。

『レムナント2(Remnant II)』はPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。またPS5向けパッケージ版が9月26日より発売予定。各ストアで予約受付中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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