SF撃ちまくりローグライクシューター『グリードランド』Steamにて好調スタート。UE5の表現力で弾けて混ざる、画面いっぱいの原生生物

 

パブリッシャーのGamersky Games/2P Gamesは8月4日、SFローグライクシューター『グリードランド』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。日本語表記にも対応している。本作は配信開始早々、Steamにて最大同時接続プレイヤー2500人を超え、評価もなかなかの好スタートを見せている。

『グリードランド』は、辺境の惑星を舞台とした見下ろし型のローグライクシューターゲームだ。プレイヤーは惑星を探索する傭兵となって、大量の原生生物と対峙する。操作する傭兵はそれぞれ違うスキルを持った6つのクラスから選択ができる。また、装備できる武装やスキルのアップグレードオプションなども豊富で、クラスと武装、スキルなどの組み合わせで多種多様な攻略が可能となる。


本作の開発にあたっては、2003年にリリースされた全方位見下ろしシューター『Crimsonland』と、見下ろし型ローグライク『Vampire Survivors』に影響を受けたとのこと。大量の原生生物を相手に豊富な重火器とスキルで応戦するゲームプレイや、レベルを上げれば上げるほど取れるスキルが増えて操作キャラクターが強化されていくシステムなど、上述したゲームの影響が色濃く出ている模様。Unreal Engine 5の表現力と演算力で実現されているという、大量の高精細な敵の散りざまも魅力だろう。

また、本作には現状では3つのマップが用意されている。マップによってそれぞれ登場する敵の構成や、立ちはだかる巨大なボスなどが変化しており、印象の違う戦闘体験ができる。また、今後のアップデートにてさらなるマップなども追加予定となっている。


『グリードランド』のSteamユーザーレビューを見ると、本稿執筆時点で257件中87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。また、Steamの同時接続プレイヤー数はピーク時で2818人を記録している(SteamDB)。Steamユーザーレビューでは、いわゆる『Vampire Survivors』系ゲームと『Crimsonland』のような全方位シューターの要素が融合しているとの意見も。また、レベルアップによりインフレした装備で大量の敵を撃ちまくる爽快さがあることや、豊富な装備カスタマイズ・アップグレードなどがが好評なようだ。

本作を手掛けるのは、個人開発者のVaMP He氏だ。開発期間約3年を経て、本作の早期アクセス版リリースに至ったとのこと。早期アクセス配信期間としては6か月〜1年を想定しており、武器や敵などの追加や、オンラインマルチプレイ対応などさまざまなコンテンツアップデートを予定している。


『グリードランド』はPC(Steam)向けに、早期アクセス配信中だ。なお本作の早期アクセス配信開始を記念し、8月12日までセールが実施中。定価1300円のところ、10%オフの1170円で購入可能となっている。