機械城メトロイドヴァニア『Girl Genius: Adventures In Castle Heterodyne』Steamにて9月6日配信へ。メガネ少女が巨大レンチをぶん回す3Dアクション

 

デベロッパーのRain Gamesは8月2日、アクションアドベンチャーゲーム『Girl Genius: Adventures In Castle Heterodyne』を9月5日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差により9月6日配信となるようだ。


『Girl Genius: Adventures In Castle Heterodyne』は、Phil Foglio・Kaja Foglio夫妻が手がける漫画「Girl Genius」をもとにした、メトロイドヴァニア要素のあるアクションアドベンチャーゲームだ。本作では、Heterodyne一族の最後の生き残りである主人公のAgathaが、現在はWulfenbach家が支配し荒廃した牢獄と化している祖先の城へと乗り込み、真の後継者としての地位を確立させることを目指す。

本作はスチームパンク風の世界観が特徴で、城内にはさまざまな部屋が存在。一部崩壊していることも相まって入り組んだ構造となっている。そして、機械仕掛けの敵やボスが待ち受けており、Agathaは巨大なレンチをメイン武器として戦う。ゲームを進めるなかでは、作業台でさらなるアイテムを作り出したり、敵に罠を仕掛けたりといったこともできるようになるようだ。



本作では探索やパズル要素も、ゲームプレイの大きな部分を占めている。そのなかでは、スクラップ化したトラップを別のオブジェクトに組み替えるビルドシステムを活用。たとえば、離れた場所に飛べるジャンプ台や、グラップリングフックを引っ掛けられるオブジェクトなどを作ることで、それまで到達できなかった場所への探索が可能となる。

このほか、AgathaはDingbotと呼ばれる小さなロボットを放つことができ、その間はプレイヤーはDingbotとしてプレイ。Dingbotは、Agathaが通れない狭い隙間などに入っていくことができ、その先にある部屋でパズル要素などをこなすことで新たな道が開ける。またDingbotには、ドリルを装備し地面を掘って進むことができるアップグレードも用意されるという。


本作の開発元Rain Gamesは、『Teslagrad』シリーズや『World to the West』などのアクションゲームで知られるスタジオだ。『Girl Genius: Adventures In Castle Heterodyne』は、2020年に実施されたKickstarterキャンペーンにて成功を収め、原作漫画のクリエイターからのサポート受けながら開発が進められてきた。

『Girl Genius: Adventures In Castle Heterodyne』は、PC(Steam)向けに9月6日に国内配信予定だ。現在Steamでは体験版が配信されている。ストアページには日本語テキストのスクリーンショットが掲載されているため、製品版では日本語表示にも対応する模様。また、本作はNintendo Switch版も追ってリリースされるとのことである。