『パタポン』精神的続編リズムアクション『RATATAN(ラタタン)』Kickstarterキャンペーンがぶっちぎりの大成功。開始1時間足らずで2000万円集まる

 

Ratata Artsは8月1日、リズムアクションゲーム『RATATAN(ラタタン)』のKickstarterキャンペーンを開始。開始から1時間足らずで2000万円の初期目標金額を達成する快調を見せている。

『ラタタン』はリズムアクションゲーム『パタポン』の精神的続編のような立ち位置とされる作品だ。本作でプレイヤーは冒険の惑星レドを舞台に、コブンたちの軍を編成。BGMのリズムに乗って仲間たちと共に悪者たちを倒していく。音楽に合わせてリズムコマンドを継続すれば、FEVERモードに突入。リズム感と判断力を問われる、100体以上のキャラクターによる大乱戦が繰り広げられる。

本作の開発においては、『パタポン』や『XI[sai]』などを手がけたことで知られる小谷浩之氏がディレクターを、『パタポン』や『LocoRoco』などに携わった足立賢明氏がサウンドを担当。『GOD EATER』シリーズや『フリーダムウォーズ』などを手がけた保井俊之氏が中心となって設立したゲーム開発会社TVTを中心に、Ratata Artsとしてプロジェクトが進められるようだ。『パタポン』シリーズのゲームプレイを色濃く受け継ぐということで、本作にも注目が集まっている。

そんな『ラタタン』は、日本時間8月1日午前1時にKickstarterにてクラウドファンディンキャンペーンを開始。初期目標金額としては2000万円を設定し、SNS上で告知し支援を募っていた。そのわずか47分後、支援金額は2000万円を突破。1時間足らずでの初期目標金額達成となった。キャンペーン開始から約8時間経った本稿執筆時点では、約2000人の支援者が約3900万円の支援を寄せている。なお、同キャンペーン開始にあわせて、本作開発陣がファンたちに支援を願う動画も公開されていた。

なお、本キャンペーンにはストレッチゴールも設定されており、支援総額5000万円の達成ではオンラインモードが実装予定。総額7500万円ではコンソール(Nintendo Switch /Xbox Series X/PS4/PS5)向けにも本作が展開される予定だ。同キャンペーンは終了まであと約1か月を残しており、今後の伸びにも十分期待できそうだ。ちなみに本作の開発は現状PC版を中心に進められており、ベータ版などはSteamを優先して開発されるとのこと。詳細については、本作キャンペーンページを確認してほしい。

『RATATAN(ラタタン)』はPC(Steam)など向けに、2025年4月リリース予定だ。