東方二次創作リズムゲーム『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト』発表、Steamで2023年発売へ。『東方ダンマクカグラ』のリビルド版

 

アンノウンXは10月28日、『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト』を発表した。現時点の対応プラットフォームはPC(Steam)で、買い切り作品として2023年リリース予定とされている。クラウドファンディングの結果などにより、別プラットフォームにも展開予定だ。『東方ダンマクカグラ』の後継作として同作の楽曲やイラスト、新規ストーリーモードなどが収録されるそうだ。

『東方ダンマクカグラ』は、企画原案を同人サークルAQUASTYLE、企画・運営をDeNAが手掛けてきた、「東方Project」の二次創作リズムゲームである。メインモードのダンマクカグラでは、「東方Project」の原曲やアレンジ曲を使用した譜面を多数搭載されている。弾幕ごっこ風の演出も交えつつ、リズムにあわせて画面をタップする、リズムゲームが繰り広げられていた。本作は「東方Project」の二次創作タイトルでは初の公認スマホ向けリズムゲームとして、2021年8月に正式サービスがスタートしている。2021年11月には500万ダウンロードを突破するなど、東方ファンの間では注目を集めていたが、2022年7月にサービス終了時期が告知。10月28日をもって、予定どおりサービスが終了された。


本作『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト』は、『東方ダンマクカグラ』の後継作である。従来の『東方ダンマクカグラ』は基本プレイ無料のアイテム課金制であったが、『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト』では買い切りとなり、スタンドアローンで動作。対応プラットフォームはiOS/Androidから、PC(Steam)へと変化している。ゲーム内容としては、プラットフォームの変化にあわせて、譜面をタッチ操作用からコントローラー用などへ再構築。『東方ダンマクカグラ』に収録されていた楽曲やイラストが、新たな譜面で遊べるようになるわけだ。またストーリーモードでは、博麗霊夢のせいで壊れたという幻想郷を舞台とした、新たな物語が展開される。ストーリー内では、有名クリエイターたちが描くミタマカードが登場。幻想郷の記憶を留めたこのカードを集めることで、物語が進んでいくそうだ。


本作では11月4日より、Nintendo Switch版の発売を目指すクラウドファンディングが実施予定とされている。クラウドファンディングにて、目標金額の1500万円以上を達成すれば、Steam版に加えてNintendo Switchが開発予定。リターンとしては、最低額の3300円以上でアンノウンXによる感謝ボイス付きハガキなど、6600円以上で通常版のゲームコードが付属する。

東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト』は買い切り作品として、少なくともPC(Steam)向けに2023年リリース予定だ。