メトロイドヴァニアSTG『The Knight Witch』11月29日配信へ、日本語対応。ショットとスペルカードデッキでダンジョン探索

 

パブリッシャーのTeam17は9月29日、Super Awesome Hyper Dimensional Mega Teamが手がけるメトロイドヴァニアシューター『The Knight Witch』を、11月29日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。ゲーム内は日本語表示に対応する。

『The Knight Witch』は、ダンジョニダスと呼ばれる地下都市を舞台にするメトロイドヴァニアシューターだ。ダンジョニダスは、過去のとある出来事により人々が避難してきて栄えた平和な大都市だったが、謎の敵が率いるウォーゴーレムの軍勢に突如襲われ状況が一変。騎士であり魔法使いでもあるナイトウィッチの訓練を受けた主人公のレインは、故郷の街を救うため、そして侵略の黒幕を突き止めるために戦うこととなる。

本作にてプレイヤーは、複雑に入り組んだ広大な地下ダンジョンを探索し、現れる敵と戦う。主人公レインは空を飛んで移動し、基本的な武器としてショットをもつ。ツインスティックシューターのような操作感となっており、敵もまた多数の弾を撃ってくるため、上手くかわしながら撃破していこう。


本作の特徴のひとつとしては、スペルカードの存在が挙げられる。スペルカードは30種類以上登場し、入手したカードでデッキを構築。プレイ中にはデッキ内のスペルカードが3枚まで表示され、いずれかを使用すれば次のカードを引いてくる。同じスペルカードを複数枚デッキに組み込むことも可能で、するとそのカードを引く確率がアップする。

スペルカードには破壊・武器・召喚・奇術のカテゴリが存在し、たとえば地形を貫通して近くの敵をスタンさせる「シーキングソード」や、巨大な斧を振り回して敵を攻撃し、さらに敵弾を消せる「マジックアックス」、一定時間ショットの連射速度がアップする「マシンガン」といった効果のものがある。

各スペルカードは、マナを消費して発動させる。スペルカードによって発動に必要なマナ数が異なり、またマナの保有数には上限があるため、いつどのスペルカードを使用するのか判断を求められるだろう。なお、敵を攻撃するとマナをドロップし補給できる。


ダンジョニダスを探索するなかでは、保有マナ数の上限アップか、体力の上限アップのいずれかを選択する、アップグレードアイテムを発見できることがある。またショップを営む住民に出会うこともあり、倒した敵などから入手できるシャードにて、体力回復アイテムやアーマーなどを購入可能だ。ほかにもさまざまな住民に出会うことになり、プレイヤーの行動によって感謝と信頼を得ることで、主人公レインは強化されていくという。

敵のなかには弾幕を撃ってくるものもおり、シューティングゲームが苦手な方にとっては、本作は比較的難易度が高いかもしれない。一方で、エイムせずにショットを撃つと、やや威力は落ちるがオートエイムが発動したり、難易度を下げるさまざまなチートコードをアンロックできたりと、幅広いゲーマーに楽しんでもらえるよう配慮されていることがうかがえる。

『The Knight Witch』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに11月29日配信予定だ。なお、Steamでは体験版が配信開始されており、すでに日本語表示に対応している。興味のある方は、まずはこちらを試してみると良いだろう。