音フェチシム『ASMR Food Experience』発表。レストランには脳がとろける美音がたっぷり


パブリッシャーのGameparicおよびPlayWayは7月14日、『ASMR Food Experience』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、発売時期は未定。

『ASMR Food Experience』は、ASMRレストラン経営シミュレーションゲームだ。「ASMR」は、聴覚や視覚などへの刺激で発生する、「うずうず」あるいは「ぞくぞく」するような心地よい感覚のこと。動画などのジャンルとしても人気で、たとえば「ささやき声」「包丁でものを切る音」などの音声コンテンツが人気を集めている。ほかにも、レストランの仕込み風景などは、聴覚と視覚の両方を満たすコンテンツとしての人気もあるようだ。『ASMR Food Experience』では視覚と聴覚にフォーカスし、そうしたASMRを思う存分楽しめるようだ。

本作においてプレイヤーは、小さなレストランのオーナーとなる。本作のレストランには、多数の心地よい音や光景が存在。出入り口ドアのベルの音や、伝票にオーダーを鉛筆で記入する擦過音なども耳をすませば美しい。コーヒーのオーダーひとつ取っても、「ケトルに水が流れ込む音」「お湯になりふつふつと沸く音」「お湯がコーヒー豆に柔らかく落ちていく音」など豊かな水音が楽しめる。調理ではさらに多彩な音が存在。フライパンで切り身を焼く香ばしいシズル音や、鋭い包丁で潤いプリプリのトマトを切り分ける音、ソーダがグラスのなかで踊り弾ける音など、“美味しい音”が満載となっている様子だ。また、そうした調理風景は、視覚的にも心地よさそうだ。


本作ではほかにも、自然・掃除・会話・街の環境音など、さまざまな種類の音があるとのこと。そうした音声群はプレイヤーがコントロール可能だそうだ。また、プレイヤーはレストランオーナーとしての業務もこなさなくてはならない様子。レストランの人気を高めていくような要素も示唆されている。接客や調理などの一連のレストラン業務を通じて、多彩な音と触れ合っていくのだろう。レストランの内装などについても、プレイヤーの好みにカスタマイズしていけるとのこと。

『ASMR Food Experience』は、PC(Steam)向けに発売予定。