『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』2022年内CBT実施へ。『FF7』コンピレーションシリーズを章立てで配信するスマホ向けRPG

 


スクウェア・エニックスは6月17日、『ファイナルファンタジーVII エバークライシス(FINAL FANTASY VII EVER CRISIS)』のクローズドベータテストを2022年内に実施すると発表した。対応プラットフォームはiOS/Android。なお本発表は、情報番組「FINAL FANTASY VII 25th ANNIVERSARY CELEBRATION」内にておこなわれたものだ。

『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』は、『ファイナルファンタジーVII』と同作のコンピレーションシリーズを章立てで配信するRPGである。オリジナルの『ファイナルファンタジーVII』は、1997年にPlayStation向けに発売されたRPGだ。舞台になるのは、魔晄エネルギーによって栄える都市ミッドガルと、魔晄エネルギーを利用する企業「神羅カンパニー」が存在する星。主人公のクラウドは、神羅カンパニーの私兵であるソルジャーだったと、自称する青年だ。クラウドは、魔晄の吸い上げに反対する環境派テロ組織「アバランチ」と協力し、魔晄炉の破壊作戦に参加。神羅カンパニーを相手に立ち回るうちに、星の命運を賭けた戦いに巻き込まれていく。現在リメイク版が、『ファイナルファンタジーVII リメイク』として進行中となっている。


また『ファイナルファンタジーVII』のコンピレーションシリーズは、同作の前日譚や後日談などを描いた関連作品群だ。2005年に発売された映像作品「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」。2004年より携帯電話用に配信されていた『ビフォア クライシス -ファイナルファンタジーVII』。2007年にPSP向けに発売されたアクションRPG『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-』。2006年にPS2向けに発売されたガンアクションRPG『ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII-』。『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』には、『ファイナルファンタジーVII』に加えてコンピレーションシリーズとして少なくとも上記の4作品の内容が収録。オリジナルのビジュアルをベースに、戦闘シーンなどでは『ファイナルファンタジーVII リメイク』風のリアルなグラフィックも交えつつ、章立て配信で『ファイナルファンタジーVII』の世界が描かれていく。

ファイナルファンタジーVII エバークライシス』は、iOS/Android向けとして配信予定。クローズドベータテストは、2022年内に実施予定だ。