イカダ漂流サバイバル『Raft』ファイナルチャプター、ついに6月20日配信へ。大海原の果てに見えるものとは

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パブリッシャーのAxolot Gamesは6月15日、『Raft』のファイナルチャプターを6月20日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。これまでで最大規模のアップデートになるといい、新たなロケーションやプレイアブルキャラクター、敵などが追加されるほか、ストーリーの続きや“わくわくする機能”が追加されるという。 
 

 
『Raft』は、イカダに乗って大海原を漂流し、徐々にイカダを拡張していく一人称視点のサバイバルゲームだ。流れてくる漂流ゴミを回収してクラフト資材を集め、釣り道具や浄水器をこしらえて食料・飲み水を確保する。ときおり流れつく設計図から新しい設備のクラフト方法を学べば、帆を立てて錨を備えたり、農園付きの海上要塞を築いたりすることも可能。食料を狙うカモメやサメといった生き物とバトルしつつ、難破船や海底遺跡、無人島といったランドマークを巡って航海する要素も存在する。ロケーションやアイテムを追加する大型アップデートが重ねられており、人気は着実に上昇。アップデートはかなりスローペースながらも、プレイヤーは5000~1万人の間を推移する人気ゲームである(SteamDB)。  

ファイナルチャプターとされるチャプター3については、今年1月に開発状況とアップデート予定の内容が明かされていた(関連記事)。まずは新たな4人のプレイアブルキャラクターの存在が判明。これらのキャラクターは、作中の世界で遭遇することによりアンロックされるという。人物それぞれが、発見されるロケーションとのつながりをもっており、バックグラウンドについての見識を与えてくれるそうだ。島としては雪山などのロケーションも追加予定で、トレイラーでもその景観が映し出されている。 

ほか、ストーリーの改修も予告されていた。主要な要素は残しつつも、メモなどをリライトし、読みやすくするようだ。具体的には、まず不要な固有名詞を削除し、混乱しにくい内容に改善。ストーリー全体が一貫したつながりをもつように修正するという。ストーリーに関係のないテキスト量を減らし、かわりに物語を膨らませるテキストを追加しているとのことだった。また、交易用の前哨基地(Trading Outpost)が追加され、インベントリの不要なものを活用できるといった機能追加も予告されていた。
 

 

 
さらなる詳細は、配信日に近づくにつれ明らかになるだろう。『Raft』はSteamにてPC向けに配信中で、価格は1980円。6月20日にファイナルチャプターを配信予定だ。 

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