オープンワールド吸血鬼ゲーム『V Rising』もう売上100万本突破。建築系ヴァンパイアたちの増殖が早すぎる

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Stunlock Studiosは5月25日、『V Rising』の売上本数が100万本を突破したと発表した。週末に50万本突破をアナウンスしたばかりだったが、すでに大台に乗っているようだ。


『V Rising』は、オープンワールド型のアクションRPGだ。主人公は長らく眠りについていた吸血鬼として、世界を探索し力を蓄えていく。世界は広大で、さまざまな危険や宝が眠っている。環境を破壊したり敵を倒したりすることで資源を入手。新たな武器やアイテムを作り、あるいは自分だけの拠点を作っていこう。

そのほか、主人公が吸血鬼ということで、血を使ったサバイバルや能力強化要素が導入されているほか、陽に当たるとすぐ死に至るといったギミックも存在。見下ろし型のアクションRPGということで、『Diablo』を筆頭としたハックアンドスラッシュゲームに見えるが、そうしたゲームおなじみのルート要素は薄め。戦闘と探索に重きを置いたサバイバルゲームとしての側面が強い。


『V Rising』は、近年の人気ゲームのトレンドを取り入れつつも、吸血システムなど本作なりの個性が満載。世界は広大で危険に満ち溢れており、早期アクセス配信タイトルながら、没入感の高いゲームループが実現されている。また本作は、サーバーに接続してゲームを遊ぶ形式となっている。PvEやPvPサーバーなどを選ぶことが可能。見ず知らずの人と冒険したり、あるいは襲われたり。ソロでも楽しめるだけでなく、マルチプレイにて人をまじえたさまざまなハプニングが楽しめる。

開発元は『Battlerite』などを手がけたStunlock Studiosであるとして、前評判が高かった。その勢いのまま早期アクセス配信直後から売上は好調。そしてさらにShroud氏やCohhCarnage氏といった人気配信者が同作にのめりこんでいることから露出が増え、実況・売上の数字面で大きな伸びが見られる。Steam同時接続数も一昨日には一時15万超え。5月25日9時現在でも10万を超えており、絶大な人気を見せている。世界中でヴァンパイアたちが生まれ続けているのだ。


ただ、まだ早期アクセスが配信されたばかりということでコンテンツが限られており、勢いがどこまで続くか不透明。開発元は5月19日に、諸問題を修正するHotfixを配信。今後のプランとしては1年以内の正式リリースが目標とされており、アップデートによってどこまでプレイヤーの興味を惹きつけられ続けるかが、今後の鍵となりそうだ。

『V Rising』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

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