リメイク版『Dead Space』2023年1月27日に発売決定。不気味さ増した宇宙船内を披露する新たなゲーム内映像公開

 

Electronic Artsは5月13日、リメイク版『Dead Space』を2023年1月27日に全世界で発売すると発表した。対応プラットフォームはPC/PS5/Xbox Series X|S。

本作は、2008年にリリースされた同名のSFサバイバルホラーゲームのリメイク版だ。『Battlefield』シリーズなどでも使用されているゲームエンジンFrostbite Engineを用いて、EAのMotiveスタジオが開発を担当している。
 

https://twitter.com/deadspace/status/1524814759157084162

 
『Dead Space』の主人公は、エンジニアのアイザック・クラーク。通信機器の修理のために宇宙船Ishimuraへと向かった彼は、エイリアンによる惨劇を目の当たりにする。本作には一般的な武器はあまり登場せず、プラズマカッターやディスクリッパーなど、アイザックがもつツールキットを駆使したバトルが特徴のひとつ。アップグレードも可能なそうした武器にて、恐ろしいエイリアンに立ち向かうのだ。

リメイク版については、オリジナル版がもつホラー体験や没入感をさらなるレベルへと引き上げるために、いちから作り直しているという。そのなかでは、よりリアルなゴア表現を実現する四肢切断システムや、アイザックの状況を息づかいで表現するA.L.I.V.E.システムなどを新たに導入。武器や環境などのサウンド面のディテール向上も注目点のひとつだ。

技術的な制約によってオリジナル版での採用が見送られた要素の実装もおこなわれ、たとえばステージには一部に違いが存在するという。また、無重力空間ではスラスターでの遊泳が可能に。一方でストーリー面については、オリジナル版を忠実に再現。ただ一部のキャラクターについては、より掘り下げられた描写がみられるようになるとのこと(関連記事123)。
 

 
本作についてはこれまで、リメイク版開発における技術的な解説などを通じて、オリジナル版からの進化が披露されてきた。今回の発売日発表に合わせておこなわれた放送では、刷新されたキャラクターモデルやビジュアルエフェクト、ライティングエフェクトなどについて紹介。また、エンジンルームでのゲーム内映像が公開されている。まだ開発中のものだそうだが、あらゆる面が大幅にアップグレードされている様子が確認でき、製品版への期待を高める。

リメイク版『Dead Space』は、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに2023年1月27日発売予定だ。