リメイク版『Dead Space』2023年初めリリースへ。サウンド強化で、しんどいアイザックがよりツラそうに

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Motive Studiosは3月12日、リメイク版『Dead Space』の新情報を公開した。同作の恐怖を演出するサウンドデザインと、主人公の発声をよりリアルにする新システムが紹介されている。また、発売時期については2023年初め(Early 2023)を目処としていることが明かされた。
 

 
オリジナル版『Dead Space』は2008年、Visceral Gamesが手がけElectronic Arts(以下、EA)から発売されたSFサバイバルホラーゲームだ。オリジナル版では惑星採掘船「USG Ishimura」を舞台に、主人公であるエンジニアのIsaac Clarke(アイザック・クラーク)の生き残りをかけた奮闘が描かれた。優れた演出や、宇宙的恐怖を感じさせる世界観などが好評を博し、ふたつの続編が制作されたほか、スピンオフ作品も複数リリースされている。

今回のリメイク版『Dead Space』は、EA傘下であるMotive Studiosが開発を担当。オリジナル版のゲームプレイを忠実に守りつつ、ゲーム体験の質をさらに高める方針で制作されている。開発者による先のライブ配信では、グラフィック面での進歩やゴア表現のリアリティ向上などが伝えられていた(関連記)。そして3月12日に公開された開発者ライブ配信では、サウンド面での演出強化についての詳細が明かされた。

本作では、遮蔽物による音の減衰や反射に応じて、同じ音でもプレイヤーへの聞こえ方が変化するという。壁の向こう・曲がり角の向こうなど、音の減衰や反響をリアルタイムにシミュレートしているとのことだ。昨今では、こうした要素を実装する大型タイトルはさほど珍しくない。しかし、恐怖演出の要ともなるサウンドにしっかりこだわっている点は、ファンとしても嬉しい要素だろう。
 

 
主人公であるアイザックの状況をリアルに演出する「The A.L.I.V.E.システム」も紹介された。こちらは、アイザックの疲れや負傷状態などに応じて、息遣いや呻き声のほか、発話の音声までもが変化する仕組みだ。オリジナル版の『Dead Space』においても、アイザックの負傷や疲労あるいは酸素残量などに応じて、息切れや苦痛の声が交じる演出は存在した。リメイク版ではそのシステムをさらに前進させ、オリジナル版での声の不自然なオーバーラップや、酸素を供給した瞬間に呼吸が穏やかになるなどの違和感を解消。戦闘や負傷および恐怖イベントなどによる脳や体調の変化をシミュレートして、心拍から会話まで、アイザックの発する音へリアルに反映する仕組みだ。会話については、通常・疲労・負傷と状況に応じた3種類が用意されているという。ゲーム内の状況と音声演出の乖離をなくすことで、より没入感を深める試みだろう。
 

 
そして、オリジナル版とリメイク版での武器サウンドの比較も公開されている。本作を代表する武器であるPlasma Cutterの比較では、リメイクで音のディティールが増していることがわかる。オリジナル版では派手な発射音が目立つ印象だったのが、リメイク版ではメカニカルな武器の機構に見合った、「カチャカチャ」という音が添えられている。こうした音は、いくつもの音の層を重ね合わせて制作されているとのこと。Pulse Rifleについても内部の機構を感じさせる音が追加されている。いずれも環境からの反響音も上乗せされ、さらに深みを増している印象だ。
 

 
リメイク版『Dead Space』は2023年初め、PC/PS5/Xbox Series X|S向けにリリース予定。今回の開発者ライブ配信は音にフォーカスした内容となっているため、興味のある方はヘッドホンなどを着用の上でじっくりご覧になっていただきたい。なお、編集されていない一続きの動画も公開されている。

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