『ウマ娘 プリティーダービー』にてファンを集めるイベントが特大、その数2兆人。世界人口の250倍、東京ドーム3万6000個分

 

Cygamesは4月1日、『ウマ娘 プリティーダービー』にてイベント「みんなでトップウマドルプロジェクト」を開始した。開催期間は、4月1日12時から4月4日11時59分まで。期間中に全トレーナーでファン数2兆人を集めることが、大きな目標として掲げられている。なお本日は4月1日であるが、イベントは本当に開催されている。
 

 
『ウマ娘 プリティーダービー』は、かつて記録を成し遂げた名馬など、実在する競走馬たちの名前と魂を継承したウマ娘たちがターフを駆ける、クロスメディアコンテンツ。ゲーム版は、プレイヤーがトレーナーとして彼女たちを育てる、育成シミュレーションゲームである。

本日開始された「みんなでトップウマドルプロジェクト」は、スマートファルコン(通称ファル子)のバースデーライブに向けてファンを集めるイベントだ。ファル子は、最強ウマドルを自称するウマ娘。ストーリーイベント内のファル子の台詞によると、ウマドルとは「ウマ娘としてレースを走り、ウイニングライブで踊りまくり、キラキラ輝くことで、みんなに希望を与える存在」である。また、ウマドルのファル子にとって、誕生日は祝ってもらうだけでなくファンに感謝を伝える日だという。そんな経緯から、トレーナーは4月4日に開かれるファル子のバースデーライブに向けて、人を集めるわけだ。
 

 
バースデーライブに向けた集客は、トレーナーが育成を通してファンを稼ぐことでおこなう。本イベントでは、目標が個人と全トレーナー向けの2種類設定されている。個人向けでは、200万人のファンを獲得するとイベント個人報酬がすべて獲得できる。もう1つの全トレーナー向けでは、全員で2兆人のファンを獲得すると、イベント全体報酬がすべて獲得できる。かなり大きな数字であり、数字のインパクト故にTwitterなどでは一時話題となっていたわけだ。

参考までにいくつか数字を挙げると、日本の人口は1億2544万人(総務省統計局による人口推計より)、世界の人口は79億5400万人(総務省統計局の世界の統計20222より)、『ウマ娘 プリティーダービー』のダウンロード数は1400万以上となっている。単純に数字を捉えると、世界の人口よりも多いどころか、地球250個分の人類よりも多い。東京ドームの収容人数は5万5000人なので、全ファンを収容するには東京ドームが3万6000個以上必要になる。途方もない人数だ。
 

 
ただし、数字のインパクトが強いだけで、ゲーム内の獲得ファン数としては現実的な数字となっている。『ウマ娘 プリティーダービー』では、1人のウマ娘を最後まで育成すると10万程度のファンは獲得する。さらに、1周年で登場した新シナリオ「Make a new track!!」において、現在トレーナーの間ではレースにたくさん出走させる育成方法が強いと考えられており、無理なく50万以上のファンが獲得可能。期間は3日間と短いものの、「Make a new track!!」での育成を期間中に4回ほど通し、個人目標のファン数200万人を達成するトレーナーが100万人いれば、ファン2兆人が達成できる。実際のところ、記事執筆中の18時4分時点で、全体のファン数は2570億人を突破。2兆という数字のインパクトが大きいだけで、現実的な数字が設定されていたわけである。

「みんなでトップウマドルプロジェクト」では、期間中に1回以上育成を完了したトレーナーを対象に、スマートファルコンの根性タイプのSRサポートカードや、SSRメイクデビューガチャ第2Rなどが報酬として獲得可能。育成ウマ娘のスマートファルコンや、サポートカードのスマートファルコンを編成して育成するとファン数にボーナスが追加される。
 

 
ウマ娘 プリティーダービー』は、PC(DMM GAMES)/iOS/Android向けに配信中。「みんなでトップウマドルプロジェクト」は、4月4日11時59分まで開催予定となっている。