ローグライクアクション『Vampire Survivors』Steamでの盛況止まらず。日本語をほぼ実装し、大型アプデも目前


『Vampire Survivors』が、Steamにて成長を見せている。ゲームプレイ面も充実が進んでおり、日本語への対応や大型アップデートも予定されている。

『Vampire Survivors』はSteamで早期アクセス配信中の、見下ろし視点アクションゲームだ。「死ぬとほぼ一からやり直し」「武器や能力はランダムなラインナップから選ぶ」など、いわゆるローグライク作品によく見られるシステムを導入している。操作は片手で遊べるほどシンプルながら、アイテムの組み合わせや進化などによるキャラ構築の楽しみもある。また、大量のモンスターの群れを次々に捌いていく、緊張感と爽快感を両立したゲームプレイも魅力だ。


本作はリリース直後には2桁のSteam同時接続者数を得るに留まっていたものの、今年に入りプレイヤー人口が爆発的に増加。インフルエンサーによる紹介や口コミの影響もあってか、現地時間2月2日にはピーク同時接続者数5万人の大台を突破している(関連記事)。そして現地時間2月22日にはピーク同時接続者数が7万7000人を突破し、右肩上がりの盛況が続いている(SteamDB)。

また、評価面も極めて好調だ。本作は記事執筆現在で4万6000件以上のSteamユーザーレビューが寄せられるなか、99%が好評を投じている。内容としては、多数ユーザーが本作の中毒性を魅力として挙げているようだ。また、プレイヤーたちにとって嬉しいのは、本作のアップデート頻度だ。開発元poncleは毎週のようにキャラやアイテム追加のアップデートパッチを配信している。また、日本語への対応も現行バージョンの時点で80%の完成度で実装されている。多くの要素がすでに日本語化されており、日本国内プレイヤー向けにも、より遊びやすい環境が整ったといえるだろう。

そして、2月20日公開のパッチノートでは、来週以降に配信予定のメジャーアップデートであるPatch 0.3.0の内容にも触れられている。同アップデートでは、新しいレイアウトと敵キャラを配した新ステージが盛り込まれるとのこと。また、新しいゲームメカニックも実装予定だ。ローカライズについては、フォントの改善などの含めて継続して取り組む方針が示された。そしてLinux版についても開発中であるとのことだ。

『Vampire Survivors』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中で、価格は税込300円。人気冷めやらぬ本作の、今後のアップデートにも期待したい。itch.ioではデモ版も公開中だ。