ドワーフ採掘協力FPS『Deep Rock Galactic』の大型アップデートはまだまだ続く。2021年のロードマップ公開


デベロッパーのGhost Ship Gamesは2月26日、PCおよび海外Xbox One向けに配信中の『Deep Rock Galactic』の、2021年のロードマップを公開した。

本作は、最大4人でのオンライン協力プレイに対応するFPSゲームだ。プレイヤーは採鉱会社に務めるドワーフ社員となり、ランダム生成される惑星の洞窟を探索。地底のモンスターと戦いながら、資源を求めて洞窟を掘り進めていく。本作では、これまでに33回のメジャーアップデートを実施。アップデート33「NEW FRONTIERS」は今年2月に配信されており、年内にはさらに、少なくとも2つのメジャーアップデートが待っていることが明らかになった。


アップデート34は「BITS N’ PIECES」と名付けられており、今年4月に配信予定。従来のアップデートと比べると、比較的小規模な内容になるとのこと。目玉となるのは、コミュニティからの要望も多かった公式のModサポートの追加だ(Steam版のみ)。ただ、最初のバージョンではSteamワークショップは実装しない可能性があるという。

まず、Modの適用やブラウズをおこなうための専用メニューや、参加するゲームがModを使用しているかどうかを確認できるサーバータグおよびフィルターを追加するとのこと。また、セーブデータの管理機能も用意され、Modで遊ぶためのプロフィールを別に分けたり、本作をいちからプレイし直す際などに利用できる。

このほか、武器やオーバークロックシステムについて、データやフィードバックに基づくバランス調整を実施予定。また、ゲームコントローラー向けのキーマッピング機能も追加する。それぞれの詳細については配信直前に発表予定だ。


そしてアップデート35は、今年の第3四半期(7〜9月)に配信予定。収録コンテンツがまだ確定しておらず、テーマを表すタイトルも未定だが、アップデート34とは違い大規模なものになる予定だそうだ。これまででもっとも大きなアップデートになるかもしれないとのこと。

現時点では、新たなミッションの種類や武器の追加が計画されている。その新武器のためのオーバークロックも用意される予定で、従来の武器に関しても新たなオーバークロックを追加する可能性があるとしている。またこのアップデートのために、コスメティクスシステムの調整や改善を進めているという。アイテムの追加も計画しているが、それだけでない“マジでクール”な要素を仕込んでいるそうだ。このほか、UIの改善も実施予定となっている。

*本作の3周年を記念し、開発者によるゲームプレイ配信も実施。

本作は2018年2月に早期アクセス配信を開始し、2020年5月に正式リリース。Steamのユーザーレビューで「圧倒的に好評」を得るなど非常に高く評価され、今年1月には売り上げ200万本を突破した。大きな成功を掴む中で開発元Ghost Ship Gamesは、当初は6人しかいなかったスタッフが25人にまで増えたそうで、今後もさらに開発を進め本作をアップデートしていくようだ。

『Deep Rock Galactic』は、PC(Steam)および海外Xbox One向けに配信中だ。