『The Callisto Protocol』発表、『Dead Space』生みの親による次世代・宇宙SFサバイバルホラー


KRAFTON/Striking Distance Studiosは12月11日、『The Callisto Protocol』を発表した。ストーリー主導のシングルプレイ・サバイバルホラーゲームだ。対応プラットフォームはPCおよびコンソール(詳細は不明)。2022年の発売を予定している。日本時間12月18日午前3時には、無規制版のシネマティック・トレイラーをDiscordで配信するとのこと

Striking Distance Studiosは、『PUBG』を開発・運営するPUBG Studioと同じKRAFTON傘下のスタジオ。スタジオCEOを務めるのはGlen Schofield氏。Visceral Gamesにて『Dead Space』のエグゼクティブ・プロデューサーを担当した人物だ。今回の発表でも、「『Dead Space』クリエイターによるサバイバルホラーゲーム」という点が押し出されている。


『The Callisto Protocol』は2320年、木星の衛星Callistoを舞台とした作品。プレイヤーは厳重に警備されたBlack Iron刑務所からの脱出を図りつつ、Callistoに潜む恐ろしい秘密に迫っていく。ホラーとアクション、そして没入感あるストーリーテリングを融合し、インタラクティブなエンターテインメントにおける一段階上のホラー体験を目指すという。先述したスタジオCEOのSchofield氏は、「史上もっとも恐ろしいゲームのひとつを目指す」とコメント。詳細は2021年に発信すると伝えている。上のトレイラーでは刑務所施設と思わしき場所にて、警備ロボットやおぞましいクリーチャーと遭遇する囚人の様子が確認できる。

なお米国とスペインにスタジオを構えるStriking Distance Studiosは2019年の設立当時、『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(以下、PUBG)』と世界観を共有する、ストーリー性のあるシングルプレイゲームを開発すると伝えていた(関連記事)。過去のインタビューでは、従来的なシングルプレイ体験の構築に集中しており、終わりのあるシングルプレイゲームになるとも(公式サイト)。今回の『The Callisto Protocol』がその『PUBG』関連作品なのか、まったく別のプロジェクトなのかは不明。ただ、現在のスタジオ規模は100人以上にまで成長しているため、2つのプロジェクトが進行している可能性もあるだろう。

『The Callisto Protocol』は2022年、PC/コンソール向けに発売予定だ。

【UPDATE 2020/12/12 9:30】
海外IGNのインタビューにより、『The Callisto Protocol』が『PUBG』ユニバース物の作品であることが明かされている。