『サイバーパンク2077』を発売前に起動するとキアヌ・リーブスに注意される。「まだ12月10日になっていないぞ!」


『サイバーパンク2077』の事前ダウンロードが始まった。PC版に関しては、GOG.comでは12月7日午後8時より、Steamでは12月8日午前1時より事前ダウンロードが可能となっている。PS4/Xbox One版も事前ダウンロード開始済み。日本時間12月10日のゲーム発売に向けて準備を済ませているプレイヤーも多いことだろう。

もちろんゲーム解禁時間になるまで遊べないものの、GOG.com版に関しては、一応実行ファイルを起動できる状況。試しにゲームを起動するとキアヌ・リーブス氏が演じるジョニー・シルヴァーハンドに注意されるという、ちょっとした演出が用意されているようだ。海外フォーラムredditのユーザーjmendo02氏が報告している。

Image Credit: jmendo02


ゲームを起動すると、本作の舞台ナイト・シティ郊外にあると思わしきゴミ処理場の画像が流れる。ジョニーの「眠っていろ、サムライ。まだ12月10日になっていないぞ!」という台詞とともに。この演出の存在に気づくプレイヤーはごく一部だろう。発売が待ちきれずにゲームの起動を試みるファンに向けた、粋な対応と言える。

なお12月8日には『サイバーパンク2077』の各メディア・インフルエンサーによるレビューも解禁されている。バグの多さを指摘する声が見られるものの、概ね高評価。レビュー集積サイトのMetacriticでは、本稿執筆時点で91点を記録している。各メディアの様子を見ていると、レビューコード配布からレビュー解禁までの日数はそれほど多く確保されていなかった模様。ボリュームのあるゲームということもあって、Kotakuのように途中経過の感想として記事を掲載している海外メディアもある。


また個人ゲームレビュアーのSkill Up氏は、自前で撮影したゲームプレイ映像の解禁日時はまだ先になるため、ゲームがどういう状態なのか映像付きで知らせるためにも、映像解禁日までレビュー投稿を控えるとコメント。今後、こうした後続組のレビューが公開されていくことだろう。なお各メディアやインフルエンサーがレビュー対象としているのは、PC版の『サイバーパンク2077』。普段PC/コンソール版の両バージョンを遊んだ上でゲームをレビューしているACG氏は、本作の発売前レビューではPC版のみが許可されたと伝えている(YouTube動画リンク)。コンソール版のパフォーマンスや、国内コンソール版の表現規制による影響に関しては、発売日当日の情報発信を待つことになる。