配信プラットフォームのMildom(ミルダム)、8月20日より任天堂が著作権を有するゲームの配信が禁止へ。Cygames作品の配信禁止に続き

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株式会社DouYu Japanは8月3日、同社の配信プラットフォームMildom(ミルダム)にて、任天堂が著作権を保有するゲームを利用した配信を禁止すると発表した。8月20日以降の禁止となり、同日以降はアーカイブ動画も削除されていくという。

Mildomは、DouYu Japanが運営する配信プラットフォーム。DouYu Japan は、中国DouYuおよび三井物産によって2019年8月に設立された。DouYuは中国最大手の配信プラットフォームのひとつ。Mildomには、中国でDouYuが培ってきたノウハウが用いられているのだ。同プラットフォームはストリーマーの呼び込みにて存在感を見せており、たとえば梅原大吾選手などが所属するプロ格闘ゲームチーム「Team Beast」はMildomとスポンサー契約を結んでおり、同プラットフォームで活動中。数々のeスポーツ大会や吉本興業とタッグを組んだ「吉本自宅ゲーム部」など、ゲームに特化したプラットフォームとして頭角を現してきた。ほかにも「父ノ背中」といったプロチームや、ゲーム実況者を取り込んでおり、Mildomに移行するストリーマーが後をたたない。

一方で、ゲーム会社から著作権の許諾を得ることについては一部苦心しており、たとえば今年3月にはCygamesがMildomにおける同社のゲームタイトル配信を禁止していた。CygamesとDouYu Japanとで著作権の許諾をめぐる協議を続けていたが、協議の結果『グランブルーファンタジー』などCygamesの人気タイトルの配信が禁止となり、投稿済みのアーカイブ動画についても削除されると発表していた。今回の任天堂の対応と、ほぼ同じものであるようだ。

DouYu Japanは、Cygamesとの契約締結に至らなかった理由については、「Cygames社及びCyberZ社(OpenRec)の関係が主要因となり、交渉妥結には至りませんでした」とコメントしている。Cygamesの関連会社が配信プラットフォームOPENREC.tvを運営している関係で、許諾を得られなかったと示唆しているのだろう。一方、今回の任天堂との契約締結失敗については、コメントは出されていない。

任天堂が認めている配信プラットフォームについては「ネットワークサービスにおける 任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」欄より確認できる。同ページではFacebook GamingやTwitch、OPENREC.tvにMirrativといったプラットフォームの収益化システムを認めるとしている。ここには当然、Mildomは含まれていなかった。認められなかった理由は不明であるが、Mildomには『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』を代表に、任天堂コンテンツを扱うストリーマーが活動しており、彼らは苦境に立たされることになりそうだ。

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