『Warframe』大型アップデート「ダイモスの心臓」8月25日全プラットフォームで配信へ。第3のオープンワールドやスキル付け替え実装など新要素続々

 

パブリッシャー/デベロッパーのDigital Extremesは、アクションTPS『Warframe』の大規模アップデートを全プラットフォーム (PC/PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch) で8月25日に同時配信すると発表した。8月1日に開催された「テンノコン」で明かされた。新たなオープンワールドをはじめ、多数のコンテンツが追加される。

「ダイモスの心臓」では火星の2番目の月、ダイモスを訪れることができる。この衛星には数々の技術が隠されており、かつてはテンノの力の原点Voidを研究する地でもあった。しかし現在では感染が進行しており、至るところが生き物のようにうごめくグロテスクな光景が広がっている。ダイモスは「エイドロンの草原」や「フォーチュナー」に続く第3のオープンワールドだが、既存のマップに比べるとやや小さく、高い密度を誇るという。


ダイモスには通常の昼夜のサイクルが存在しない。代わりに支配権を争う2体の竜が存在し、それぞれの攻防によって穏やかな時間帯と危険な時間帯が繰り返されているそうだ。地上部分には山岳がひしめき、巨大なトンボのような生物を移動手段として利用できる。地下には自動生成される洞窟が広がっており、感染体の起源に迫るストーリーが秘められているという。「ダイモスの心臓」メインクエストでは、惑星で繰り広げられたオロキンの実験の真相を追いかけることになる。低レベルのプレイヤーもダイモスへアクセスし、イベントをこなして経験値や報酬を得ることが可能だ。ただし一部のエリアはクエスト「The Second Dream」をクリアするまで立ち入りできないという。アップデートでは初心者に向けて、より最適化されたチュートリアルも実装されるそうだ。


またプレイヤーは「Necramechs」と呼ばれる兵器を扱うことができるようになる。ダイモス以外のオープンワールドでも使用可能で、Warframeよりも機動力は劣るが高い火力と防御力を誇る。繰り返しアップグレードすることでメックを強化する新たな育成要素となるようだ。新規Warframeとしては、コミュニティによってデザインされた「XAKU」が加わる。Voidを利用したアビリティをもつ、ユニークな立ち回りのWarframeとなりそうだ。

さらなる大きな追加要素として「Helminth クリサリスシステム」の存在がある。プレイヤーの宇宙船に棲む「Helminth」に素材を餌付けすることで、Warframeをアップグレードできるほか、Warframeそのものを食べさせることも可能だ。与えたWarframeは破壊されてしまう代わりに、好きなアビリティをほかのWarframeに付け替えることができるようになる。たとえばVOLTを食べさせれば、ShockをKHORAやMAGのアビリティのどれかと交換できるのだ。Helminthを利用することで、Warframeのカスタマイズ性はかなり奥が深いものとなるだろう。

『Warframe』大型アップデート「ダイモスの心臓」は8月25日、PC/PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switchで同時配信される予定だ。