『Dead by Daylight』開発チームアップデート7月号が公開。カニバル・ヒルビリーのバランス調整に加え専用サーバーの改善

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Behavior Interactiveは本日7月4日、『Dead by Daylight』の開発チームアップデート7月号を公開した。今回のバランス調整の対象となったのは、殺人鬼カニバルとヒルビリー。両者とも固有の能力であるチェーンソーに焦点を当てて能力の調整が行われるという。加えて、専用サーバーの仕様改善と次回のPTBのスケジュールも公開された。



殺人鬼カニバル


映画「悪魔のいけにえ」シリーズとのコラボキャラクターであるレザーフェイスこと殺人鬼カニバルは、手にするチェーンソーで生存者を1撃でダウンさせることができる能力を持っている。しかしそれ以外に特徴と言える特徴は持っておらず、チェーンソーを発動させるまでの溜め時間もかかることから、『Dead by Daylight』における殺人鬼の強さとしては下から数えた方が早い位置づけとなっていた。

今回カニバルのチェーンソーに施される調整は以下の3点だ。

・ヒルビリーと同様に、チェーンソーのゲージが満タンになったら即座に攻撃が発動するように
・チェーンソーがチャージ制に、最大3チャージ。チェーンソー発動中に能力ボタンを押すことでチャージを消費し、追加で2秒間チェーンソーを振ることができる。消費したチャージ量が多くなるほど、チェーンソー使用後のクールダウンが延長

・チェーンソーを構えた際の移動速度が5.06 → 5.29 m/s に上昇。しかしチェーンソーを一定時間構え続けると、カニバルが癇癪をおこし一定時間その場でチェーンソーを振る動作を行ない行動不能に

加えて、カニバルのアドオンにも変更があるという。変更対象となったアドオンは、開発チーム曰くほぼすべてとのこと。今回紹介されたのはその一部だ。

■市販の潤滑剤(レア)

・脅威範囲内に他の生存者が誰もいない状態で、チェーンソーで生存者を瀕死にさせると、その生存者のオーラを20秒間見えなくする。

■デプスゲージ(ベリーレア)

・チェーンソーのチャージ数を増やす。
・チャージ時間が少し増加する。
・チェーンソー攻撃の最大速度が少し低下する。

■玉虫色の皮(ウルトラレア)

・生存者をチェーンソーで攻撃すると、チャージ数が回復する。

さらにカニバルの固有パーク「フランクリンの悲劇」「ノックアウト」にも変更が行われる。

■フランクリンの悲劇

・地面に落ちたアイテムは、生存者に拾われない限り、120/100/90秒後にエンティティによって吸収される。
・32m以内の落ちているアイテムを白いオーラで表示する。このオーラは、エンティティがアイテムを吸収するまで赤く変化していく。

■ノックアウト

・あなたの基本攻撃によって瀕死状態となった生存者のオーラは、32/24/16m以上離れている他の生存者が探知できなくなる。
・あなたの基本攻撃によって瀕死状態となった生存者は、15秒間這いずり移動速度が50%低下し、その間目くらまし状態となる。

フランクリンの悲劇のパーク効果が上記のように変更されることによって、殺人鬼にとって最もやっかいなアイテム「鍵」の対策が遂にできるようになった。一定時間、アイテムが拾われないか見張る必要はあるが、マップ上から消滅させる手立てができた影響は非常に大きいだろう。

ノックアウトは既存の効果に加え、這いずり移動速度の低下と目くらまし状態がダウンした生存者に与えられるパークとなった。しかし、注目すべきは“基本攻撃によって瀕死状態となった生存者”に記述が変わっている点だ。従来のノックアウトであれば、ダウンしている生存者は否応なしに効果が発動していたが、基本攻撃でないとノックアウトの効果が発動しないということであれば、このパークはカニバルやヒルビリー等の基本攻撃以外の手立てで生存者をダウンさせる殺人鬼とは相性が悪いパークとなってしまうだろう。

殺人鬼ヒルビリー


カニバルのチェーンソーに加えられた調整は非常に好ましいもので、カニバルの殺人鬼としての能力を上げる調整に繋がるだろう。一方、ヒルビリーへの調整は端的に言ってしまうと弱体化だ。

・チェーンソーがゲージ制に。チェーンソーを使ったアクションを行なう度にゲージが増え、最大まで溜まると一定時間チェーンソーが使用不可に
・ゲージは時間の経過で減少。ゲージを最大まで溜めた際に起こるオーバーヒート状態では、ゲージの減少速度が上昇する

カニバル同様に、ヒルビリーのアドオンにも調整が行われる。
以下が変更を予定されているアドオンの一部だ。

■ロープロのチェーン(ウルトラレア)

・チェーンソーダッシュ中、パレットを破壊してもダッシュが止まらなくなる。
・チェーンソーが命中した生存者は1段階のみダメージを受ける。

■豚小屋のグローブ(ベリーレア)

・チェーンソーを始動したときに上昇する熱量がそこそこ減少する。

■親父のブーツ(コモン)

・チェーンソーダッシュのカーブ性能がすこし増加する。

また、全体で使用率の低いヒルビリーの固有パーク「光より出でし者」「ガラクタいじり」の効果も以下のように変更されるという。

■光より出でし者

・懐中電灯や爆竹によって目がくらまなくなる。
・目くらましを試みた生存者のオーラが6/8/10秒間表示される。

■ガラクタいじり

・発電機の修理が70%まで完了すると騒音の通知が発動し、12/14/16秒間、探知不可のステータス効果を得る。

どちらのパークも従来の効果から純粋に強化されたという印象を受ける調整となっている。特にガラクタいじりは、修理段階が70%での通知と余裕があるため、ヒルビリー以外の高速移動を持たない殺人鬼でも活用することができるようになるだろう。

専用サーバー改善

殺人鬼をプレイするユーザーがホストとなっていた時代から、生存者・殺人鬼の両プレイヤーが専用サーバーへ接続する方式に移行されて久しい。専用サーバーが導入されてから、プレイヤーの儀式からの途中退室へペナルティが加えられるようになったことなど良い点もあったが、殺人鬼の攻撃の命中判定が見た目と合わない現象が起きるなど、まだまだな点も多いことは周知のはずだ。

そんな専用サーバーだが、ティックレートを30Hzから60Hzに引き上げ、サーバーの応答速度を上げることで上記の問題が解決されるかテストを行なうそうだ。単純にサーバーの処理速度が2倍になったことから、殺人鬼の攻撃判定が見た目以上に広く見えてしまう現象やラグなどが目に見えて減っていくことが期待されるだろう。

殺人鬼カニバル・ヒルビリーのバランス調整、そして専用サーバーの改善を行なうためのテストは7月8日水曜日から行われるPTBで開始される。Steam(PC)版でプレイしているユーザーは誰でも参加できるテストビルドとなるため、この機会に参加してみてはいかがだろうか。

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